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#22「3Dプリンター」積層恨を消すことを考える。【完】~仕上げ編~

どうもー🖐️
平の社員です。

さていよいよ仕上げをして完成させたいと思います。
ここで言う仕上げとは"如何にも筆塗り感を拭い去る"や"プロペラを取り付ける"、"座を取り付ける"を指しています。
では、早速やっていきます!


①ウェザリング加工
如何にも筆塗りしました感を拭い去るためには汚してリアル感を出すことが良いとされています。この実物の外観を模した「汚れ」「風化」などの表現を加える技法をウェザリングと呼びます。
今回はサビを表現してみたいと思います。
錆なので塗料は赤褐色系を塗って行きます。

溝に沿って塗っていく

筋彫りした溝に塗料を塗っていき、その後薄め液を吸わせた綿棒で吹きとって行きます。
本来はプラモの素地でする分には拭き取るだけで良いのですが、素地が同じく塗料のためメンボーで拭き取る際に下の塗料まで取れてしまうのが難しい....

②プロペラ取り付け
まずプロペラを印刷。前回のモデルを元にこちらも6800倍で印刷。


そのままでは積層恨が目立つので本体同様にまずはパテで埋める。使用するのはタミヤパテ。少量のため扱いやすいラッカー系のパテを使います。塗るだけなので適当に塗ればOK。ただしヒケという乾燥した際には凹みが発生するため厚塗りはできない。

タミヤ製 ポリパテ
満遍なく塗布する


乾燥後に面を平すために紙ヤスリで磨いて行きます。

#150→#600の順に研磨


サーフェイサーは今回省略してそのまま筆塗りをして行きます。色はプロペラ色のシルバーで塗って行きます。差し色の先端部に赤のラインを入れるためマスキングしてから塗る。乾燥後にマスキングを取ると良いん感じのラインが出来上がる。

銀色の塗装後
ライン塗装後


後はリューターで本体とプロペラを取り付けるためのベアリング用の穴を削っていく。
後はパワーで両者を嵌め込む。ベアリングの表面は黒で塗装。

NTN606ZZをチョイス

③座の取り付け
座用の穴をリューターで開ける。ついでに両翼の穴を開ける。開けた穴にステンレスの丸棒を付ける。瞬間接着剤で固定する。反対側を木の台に同じく穴を開けた箇所に入れて接着剤で固定する。

完成!!😭

素人にしてはなかなかなの出来かな?(笑)
反省点としては窓ガラスが3Dプリンターではどうしても表現ができないのでこれがマイナス点。絶対でレジンを上手く活用して作ればば良かったなと思います。

あとはウェザリング加工もなかなか思ったような仕上がりにはならず、難しさを痛感しました。

一通りやってみてこんな感じで表面処理をしていくのかと経験しましたので次回以降もスキルを磨いて行きたいと思います。

レジンを上手く使って行けると仕上がりの幅が広がりそう。なら光造形プリンターを使えって話しなのですがあくまでfdm方式をベースに活用出来ればなと思っています。

ではまたねー!
バイバイ👋

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