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言葉、名詞化、あるがまま

子どもが生まれてから
ずっと早寝早起きの習慣が身についています。

子どもがいると、どうしても
子ども優先になってしまうので。

子どもと一緒どころじゃない、
子どもより早く寝て、
朝、3時か4時頃起きる。

他者との関わりがある仕事があるときは
朝からシャキッとするんだけど、
概ね「俺が決めて俺がやるんだ!」
って課題で起きるので、
だいぶボーッとしている時間が長い。

なかなか読み進まない「唯識の思想」を

眺め、

よくわからないので

いわゆる「瞑想」と言われる、
「鼻から息を吸って口から吐く。
呼吸に意識を向ける」
という公式通りのことを
初めてやってみた。

「瞑想」については
「わかるわかるその感じ」
みたいに聞き流し、
「型」には興味なかった。

そういう「型」じゃないっしょ?

と想いながら。

で、やってみた。

*************

寝起き。

前日の夜は
あれもしたい。これもしたい。と
子どもの相手をしながら
強く渇望し、
iPhoneのメモ帳に
「たき火の思い出 中国語に翻訳」

とか、
「尺八の練習」とか、
とりあえず書いておくんだけど、
寝起き。
昨夜の渇望はどこへ行った?

瞑想なんだか、
ただボーッとしているだけなのかわからない。

ただ、
「何かしなきゃ!」
「何だっけ?」
「どうしよう?」
という想いが浮かぶ。

今日やることを書き出そう。
ボーッとしてたら
何もなさぬまま1日が過ぎてしまうぞ!

to do リスト、言葉を生む。
目標を明確にする。

誰が?

僕が。

「僕」って誰?

え?君は誰?

「僕」ではない誰かだよ。
『僕が思うに、君は人生をどうにかしなきゃと想っているみたいだけど、
それは君がそう想っているだけで、そう想うんならそうすりゃいいけど、
べつにそうしなくっても僕は全然かまわないんだよ』


「最初に言葉あり」と言ったのは
ユダヤ教か?キリスト教か?

「言葉」によって存在が生まれる。

ボーッとしているのが不安になって
「瞑想」と名付けて意義を見出す。

心の置き場所を探す。

あるがままの音に楽譜で目印を記す。
と、似た感じ。

良い悪いの問題ではなく、
「言葉」と「心」の面白い仕組み。

寝起きでボーッとしている事実から
どこかに現実感のある現実を定着させようと
言葉を探す。

相応しい言葉を探す。

晴れやかになれる言葉を探す。

幸い、僕は、
無意識でも出てきてしまうくらい
薫習させた
秘密の、晴れやかな祝詞を
数年前から創り出している。

ボーッとしてても出て来るって
いいなぁ・・
と想いつつ、
「最初に言葉あり」を想う。

「始まり」があるんなら
「始まる前」もあるんだよね。

そう。

別に人生をどうにかしなきゃいけないなんて
何も決まっていないんだけど、
僕が(君が)そう想ったんなら
そうすればいいよ。

これが人生の味わい(味道←中国語)。

囚われているわけじゃない。
選んでは仮初(かりそめ)。
無限の中に限りのある印をつけて。
楽しんで
楽に生きましょう。

うたが、音が、言葉が、 もし心に響いてくれたなら サポートいただけたら嬉しいです。