手間、暇、質、価値、お金
「モーニングプレートで〜す」
妻が僕の作業部屋に
ピザパンを持って来てくれた。
優しい・・・
まぁ、子どもに作ったついで
なんだろうけど。
僕も早く
朝の家族時間に参加しなければ!
と思っていた矢先に
優しい・・・
ついでにまた思索してしまった。
なんで最近、「お金」に
価値を感じないかってこと
について。
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パンは小麦粉から手作り。
(彼女はパン屋さんです)
卵、チーズは買ったもの。
そして、
ふりかかっている
パセリ?、いや、何かのハーブを見て、
そういや、先日、庭で摘んで
何か乾燥させてたなぁ〜
なんて思い出し、
有り難くいただく。
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種を確保し、
庭に蒔き、
育て。
摘む作業も時間かかるし、
そんな大量には採れない。
乾燥にも手間がかかる。
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その
手間暇かけた時間と労力に
見合った価値を、
金額に込めて
支払い、受け取れれば好い
と想う。
支払った人は
等価の乾燥パセリを受け取り、
支払われた人は
費やした
時間と労力に見合う
金額を受け取る。
他の誰かの創った
自分の作った「乾燥パセリ」以外の
同等の価値の商品を
購入し、
また新たな価値を生み出しながら、
僕らは分業して
発展して来た。
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乾燥させたり
手間暇かかるから
安価な乾燥パセリを
購入して、
毎日手軽に使えれば
便利だよね。
人は
手軽なものを
安価に手に入れようと求める。
人は
需要のあるものから
より多くの付加価値を付けて
利益を得ようとする。
そして
出来るだけ
コストを抑えることも
考える。
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お金を価値の基準数値とすると、
数字が大きいほど
価値があることになる。
すると、
とりあえず
大きな数字を求めることになる。
手間、暇、そして「質」。
より大きな数字を
楽にゲットできたら
それらの価値を
相対的に安価に
手に入れられると
思っている。
本当かな?
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様々な手法を駆使して、
お金という
数値の価値が変動する。
その仕組みを利用して、
利を得る錬金術が
大きな信仰を生み出している。
生み出していた。
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「価値」を感じる。
「価値」とは何かを考える。
人生を考える。
生まれて、生き、そしていずれ「死」を迎える
今在る「意識」の源を探る。
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今、在る。
人生を
楽しんで参りましょう。
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