車窓から
なんで、どうして、
僕は千葉の景色を見て、
森を見て、
胸がギュッとなったり、
幸せな気持ちになったりするんだろう?
それは、
僕がそこで育ったから。
あの森みたいな、
同じ千葉の地元の森で、
たくさん遊んだ。
友達と探検した。
独りでも行くようになった。
あの森の向こうには
何があるんだろう?
この道、
今の僕はどこまで行けるかな?
なんて、
カブト虫を取りに行ったり、
BB弾の銃持って探検したり。
森を
どうやって味わおうか…と、
時間を費やしていた。
「星の王子さま」の
キツネと友達になるくだりを思い出す。
そこで暇をつぶすこと。
そうすると僕たちは友達になれるんだ。
千葉らしい風景の森を見て、
僕の記憶の森を思い出す。
地球らしい風景の森を見て
僕の記憶の森を思い出す。
たぶん、
僕は
僕の人生が
とても大切で
大好きなんだ。
そして、
キミにも
そんな風景が、
キミの中に在って、
大切な場所があって、
自分の人生を愛しく想える時が
あると
想像すると、
世界が豊かで、
素晴らし過ぎて、
独りで、
電車の中で
みんなを見て、
うるうるしちゃってるんだ。
いつでも
どこでも、
誰といても、
幸せになることが出来る。
そんな才能を
僕らは誰もが
持っている。
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