どうもありがとう!


こんばんは、ひらりです。

久しぶりのnoteの更新ですが、
更新して居ない間にメイド喫茶紡を卒業してしまいました!

もうメイドではなくなってしまいましたが、
関わってくださった皆様に改めて感謝をお伝えしたくて
ぽちぽちと令和の文明で打ち込んでおります。
(※これ以降現実すぎて大正感消えるのでご了承ください)

お店のルール上、メイド喫茶紡に所属していたひらりという名義でのアカウントのため、こちらのnoteもずっとは残しておけません。読みたい方は読める時に、パパっと読んでくださいね。

ひらりの中のあまり見せてこなかった面がほんの若干出てきたりするかも?苦手な方はあまりオススメしません。(読んでみて全然いつも通りジャーンってなったらごめんね)


では改めて。

メイドひらり、メイド喫茶紡、卒業!

ありがとうございました!


開店前から数えると、気づけば紡と関わって2年経っていました。

紡に入った経緯は、お店で聞かれた際によくお話していましたが数年ぶりに会ったなごみさんからのお声掛けがきっかけです。
当時コロナ禍真っ只中で、行き場を無くしていたところを実質拾っていただいたという感じでした。

正直な話、考え方が前と違う今だからお話できますが
メイドという職業に偏見を持っていた側の人間だった為、
実際に自分がいざ足を踏み入れるとなると、どんな見え方をするのか不安な部分が多かったのが本音です。

とはいえ当時の私は何事にも戦意喪失していたといいますか、
あまりにも色んな面で自分に自信がなくて、全て投げやり状態で生きていたので

"今まで関わったことの無い世界で生きて、やったことの無いことをやってみる"

に当てはまる紡が、とても魅力的に思えました。こんな自分でも、新しいやり方で生きてみたら立て直せるかも、と。

やると決めて実際に紡に入ってからは、お給仕を通して勉強、勉強、の毎日でした。
周りにいる子達は「メイド」を志して入ってきた子ばかりだったので温度感も違うし、自分浮いてないかなーと不安になる時期もあったりなかったり。

それでも続けていこうと決意したのは、お給仕のメインである旦那様やお嬢様との対話を通して「人と通ずることの楽しさと大切さ」を改めて、知ることができたからです。
必要以上に人と関わることが苦手だった私が、いつの間にか紡では前のめりで皆さんに関わろうとしていることに自分で気づいた時、なんとも言い表せない感情になりました。

あ、私人間だったかも!

みたいな。笑 伝わらなかったらすみません。

楽しいだけではなく
人と関わることで視野を広げられて、色んな知識を得られて(得ようとするきっかけをもらえて)、色んな感情をや同じ時間を一緒に共有できて、メイド喫茶の居心地の良さってコレだったんだ…と、自分がメイドとしてお店に立つことによって実感することができました。

旦那様やお嬢様と関わることは勿論、
同じメイドとしてお給仕を共にしたメイドさん達と長い時間を過ごすことによって気づけたことも沢山あります。皆と出会えていなかったら、私はずっと息詰まったまま生きていたかも。

大袈裟にも思えるかもしれないけれど
私にとって紡は本当にかけがえの無い素敵な場所になっていました。


卒業して1週間経った今、
メイドっていいよな。
本当にメイドをやってよかったな。
最初で最後のメイドを、紡でやれて良かったな。と
色々な思い出を振り返りながらしみじみと思っています。


旦那様やお嬢様とお会いする回数が増える度に
お話出来ることが増えていくのが本当に嬉しかったです。なんというか、私が逆に旦那様やお嬢様方にお給仕されていた回もあったかもしれません。笑

色んなイベントで人のお誕生日や季節のイベントを盛大に祝う!楽しむ!という楽しさも、メイドをやっていなければ気づけなかったものだと思うので
少しこれからの季節が味気なくなるかもな、と寂しくなったり…

お給仕中に爆笑してしまって笑いが止まらなくなって
皆から白い目で見られることもないのか…と思ったら寂しくなったり…ひらりオンステージして踊れる場所が紡から出てしまうと無いよな…と悔やんでみたり.…

もう生誕をすることも出来ないし、日本酒飲んで楽しくなったり、マイペースな生誕ライブも出来ないのか…ちょっと惜しいな…とか思っちゃったり

紡を離れ始めてからTwitterの更新をしなくなり
写真を撮る機会もめっきり減ってしまったので
最近の寂しい写真フォルダを見ては切なくなったり…けど逆に自分の自撮り全然なくてちょっと見やすいなとか思っちゃったり.…

紡に来て下さる旦那様やお嬢様の好きなものや
話したいなと思うことを
日常で見つける度に
「あ!次この話.…ああ、そうかもう辞めたんだっけ」
となる、この切なさに悶え苦しんだり.…

旦那様やお嬢様のお飲み物のタイミングを先読みして
伝票に書いて「流石メイド長」と言われることも無くなるのかと思ったらちょっと悲しくなったり.…

うざったいぐらいにポイントカードやコースター、おしぼり、落書きスイーツやフードに登場していたひらうさを描く機会がなくなってしまって
本家の流通が途絶えてしまうことの悲しさだったり…(定期的に紡にひらうさ納品していいですか?)(ダメです)

ひらりがいるから、ひらりに話したくて、ひらりさんに会いに、ひらりちゃんは相変わらず引き笑いだね、ひーちゃん、ひらり、ひらり、ひらり....…
もう日常生活でこの、「ひらり」という、メイド喫茶紡の中だけに存在していたメイドの名前を呼ばれて
振り返ることはもう無いのだなあ…と思ったら急になんか改名して見たくなったり(やめなさい)


.…このようにね、卒業日より前も殆ど紡に来ていなかったのに
いざ卒業したら色々と思うことポワポワ出てきて
暫く余韻に浸っている毎日なのです。

メイド長のまま、毎日フルでお給仕に出ている状態が続いた上で卒業を迎えていたら、ちょっと、余韻どころじゃ済まないぐらい紡に依存してしまいそうだったので
ある意味卒業前から少しだけ距離を置いてみて良かったのかもな、とも思っています。


紡は私にとって
本当に居心地が良くて素敵な場所ではあるけれど
そうであるが故に、それに甘えてそれだけになってしまってはいけないなと感じて葛藤することも多々ありました。
紡に入る前は、何処で勤めてもそんな事は思いもしなかったと思いますが
紡でお給仕した2年間で、自分自身と見つめ合う準備が出来たのかなあと自分ながらに納得しています。
はたから見たらそんなに成長もしていないかもしれないけれど、私自身が変わったと胸を張って今言えるので、紡で過ごした時間は本当にどれも、最高の時間でした。


私を誘ってくれたなごみさんや運営さん、旦那様、お嬢様、メイドさん達、キッチン戦士の仲間達、全員ひっくるめて紡だと思っているので、本当に本当に、私に関わって下さった一人一人に皆様が思っている以上に感謝しています。

本当にありがとうございました。

ただ、卒業までのお給仕日数が極端に少なかったこともあり、十分に感謝をお伝えできなかった方も多くて感謝の気持ちと同じぐらい申し訳ない気持ちでいっぱいです。本当にごめんなさい。

また日本のどこかですれ違えたら

「ちょっと、あの時ありがとうって、言って貰えてないんだけど!?!?メイド喫茶紡のひらりさん!?!?」

と叫んで貰えたら全力で

「あの時は!!!!本当に!!ありがとうございましたーーー!!」

と叫び返しますので、それで許していただきたいです。ごめんね。



ふざけたりして長くなりましたが
以上が、ひらりとしての最後のnoteとなります。

相変わらず拙い文章で、最後に行くにつれて暴走して行くので読みづらかったとは思うのですが、最後まで読んでくださったそこのあなた。

本当にありがとうございました。

これが本当に最後!
またどこかですれ違い通信しましょう!
生きていればきっとどこかでまた会える日が来ると思うので、皆さん、どうかご自愛くださいね。

またね!


ひらり🧸














































































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