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素敵なSANRIO FES2023~その感想にバックストーリーを添えて~後編

さて、前回はSANRIO FES2023のメインイベントでもある2023年サンリオキャラクター大賞について丸々書かせていただいたが、今回は私、平井“ファラオ”光と寺嶋由芙さん、サンリオリアル社員VtuberなつめれんげさんがMCを勤めるサブステージで行われた他のイベント及び、ちょっとした合間の過ごし方などについて書いていこうと思う。引き続きお付き合いのほどを。


実はキャラクター大賞発表の前、リハーサルから少し時間が空いたので、由芙さんと会場を見て回っていた。やはりお仕事で来ているとはいえ、我々ったらただのサンリオファンでもございますため、客観的にもこのフェスを楽しんでおきたかったのだ。
大盛況のため、時間的に全てのブースを回ることはできなかったが、この通りしっかりとお互いの推しキャラのブースは行かせていただきましたよ。

ポムポムプリン


KUROMI BASE


ちなみにプリン君の列に並んでいる際、前後のお客さんと自前のグッズやコーディネートの話などで盛り上がるという、サンリオ空間ならではのあったけえ時間もあった。

グッズもステージまで時間がなく全て見ることはできなかったが、なんとかマネージャーに頼んで少しは買えましたよ。

未だに用途がよくわかってませんが



そしてキャラクター大賞も無事終わり、次のメインイベントは『サンリオキャラクター運動会』。
文字通りキャラクターが様々な競技で競うと見せかけて、その正体はただの『頑張るキャラクターを見てひたすら癒されよう』のコーナーである。
こちらもサブステージではメインステージで行われる様子を中継し、コメント、時に絶句していく。
そして今回もまたサブステージに登場してくれたのは今年13位にランクアップしたぐでたま。相変わらずのぐでぐでっぷりだが、なんだかんだで登場頻度は多いし、出番以外でもちょくちょく配信にコメントをくれていたりと、実はこの日相当頑張っていたキャラクターの1人だと思う。しゃきぴよの影響かな?

そしてこのサンリオキャラクター運動会では一つ、重大な発表が。
なんと参加チームのポムポムプリンチームにて、マフィン、ベーグル、スコーンのチームプリン3人が初お披露目。
というわけでやってきましたMC絶句タイム(由芙さんの番)である。プリン君含めたチームプリンの並びにもはや言葉という言葉を失い、ただただ悶絶してらっしゃった。しかも今後ピューロでも会えるようになるというのだから、由芙さんならずとも全ポムバサダー歓喜の大事件である。
そんなポムポムプリンチームにはさらにマイメロディ嬢とアグレッシブ烈子が加わり、相手チームのはぴだんぶいチームと各競技で競っていくことになる。

第一競技の『片足立ち対決』では、メインステージの様子を見ながら、こちらもこちらでぐでたまと3人手を繋いで(反則)片足立ちに挑戦。もはや家の感覚である。けろっぴに負けてブチギレる烈子や、ハンギョドンとメロディ嬢の謎の寄り添いなどハイライトもありつつ、ずっと見てられるこの可愛さ。やはり運動会企画は間違いない。


第二競技の『玉入れ対決』は、合間合間に音楽が鳴ったら一旦玉入れを止め、ダンスをしなければいけないという独特ルール。余裕をこくばつ丸、全力で楽しむペックル、地道に頑張るサムさんのはぴだんぶいチームに対し、サポートのお客さんに助けられながら一生懸命頑張るマフィン、ベーグル、スコーンのポムポムプリンチーム。初舞台なので華を持たせられるかと思いきや普通に負けちった。こちらではぐでさんが自慢のプリケツを揺らしながら意外とノリノリでダンス。

そして第三競技は『椅子取り対決』。ただその前にぐでさんが体力の限界を迎え退場。代わりにこぎみゅんが登場し、一緒に中継を楽しむことに。
ここでは椅子取りゲームが何かも知らない様子のこぎみゅんと、私ファラオがタイマンで椅子取りゲームをするという流れも。
このような流れになることは事前の打ち合わせで聞いており、勿論全力で勝ちに行くという選択肢は論外として、どんな振る舞いをするのが正解か実は最後までわからなかった。結果中途半端にギクシャクした動きになり、配信のコメントで「おじいちゃん?」と言われる始末。
まあそんなファラオの薄気味悪い動きは置いといて、メインステージではばつ丸が音楽中に座ったり椅子を移動させたりとやりたい放題。しかしそれでこそばつ丸だ。痺れるぜ。
最終的にはチームプリンのスコーンが優勝。

そして第四競技の『大玉転がし対決』では、もはやほぼお客さんの頑張りに委ねた対決だったが、だからこそ会場もより盛り上がるというもの。勝利はポムポムプリンチーム。
最終的な結果でもポムポムプリンチームの勝利となり、チームプリンも見事初舞台を勝利で飾ることができた。

そしてサンリオキャラクター運動会のエンディング、ここでもポムバサダー歓喜のサプライズ演出が。なんとチームプリンの3人から皆にご挨拶コメントがあったのだ。
これにはまたしても由芙さん絶句。あまりの可愛さにこんな感じになってしまった↓

芸術的なポーズ


そんな素敵なサプライズだらけのサンリオキャラクター運動会も無事終了。キャラクター大賞に負けず劣らずの素晴らしいイベントだった。



さて次は少々の休憩時間を挟んで、サブステージで行われるサンリオの『おともだちキャラクター紹介』

だがその前にちょいとまた裏側のお話。実はこの休憩時間中、トイレに行こうとしたらなんとばったり辻󠄀朋邦社長(かしわんこもち推し)に遭遇してしまったのだ。
今まで一度もお話させていただいたことはなく、そもそも認識してくださっているのかもわからなかったのだが、慌ててご挨拶させていただいたところ「いつもありがとうございます」と、温かいお言葉。
不意で一瞬のことだったが、ある意味最高のグリーティングを経験させていただいた。これもまたMCという仕事をいただけたことの恩恵の一つだ。


そんな素敵なハプニングもありつつ、『おともだちキャラクター紹介』の時間である。
大人気のかぶきにゃんたろうターフィーリスルポポネンといったサンリオキャラクターのおともだちキャラクターを紹介し、さらにサンリオキャラクターとのコラボミニライブまで披露される。

ここで個人的に印象的だったのは、まずなんといってもペコちゃんである。キティちゃんより20年以上も先輩(1950年生まれ。舘ひろしさんと同じ)で、日本人には説明不要の国民的キャラクターだが、そのペコちゃんがサンリオキャラクターと共に『KAWAIIフェスティバル』を踊ってくれたのだ。フェスならではの特別感を感じるとともに、超大物キャラクターが現代のサンリオアンセムを踊ってくれたことがなんとも感慨深かった。

もう一つは宮崎県産ピーマンのキャラクター、グリーンザウルスの存在。調べてもあまり深く情報の出てこないキャラクターではあるが、そのもったりとした独特の動きがだんだん癖になってくる、非常に個性的なキャラクターだった。

おともだちキャラクターは前回も触れた通り、しっかり向き合ってみるととても可愛いキャラクターが多いので、是非色々調べてみてほしい(リスルのLINEスタンプ本当に可愛いよ)。



さておともだちキャラクター紹介も終わり、少しの休憩時間を挟んで残すは『サンリオスペシャルライブ』のみである。

とここでまた裏側のお話。実はこの休憩時間中、今度は裏でばったりダニエルに遭遇してしまったのだ。
実は結構前から、由芙さんとのサンリオ配信などでよくダニエルのモノマネをやらせていただいており、この日もステージで2回ほど披露していた。
かなりしっかりと遭遇してしまったので、これは一言ご挨拶をしておかなければと思い、モノマネをやらせていただいている旨を本人に説明したところ、なんと大喜びの上ハグまでしてくれたのだ。

でけえ。でけえよダニエル。これができる男の度量ってやつか……。

というわけでダニエル本人が受け入れてくれた私のモノマネ、今後もここぞというときに尊敬を込めて使わせていただきます。

お祝いのパーティーを始めたいよ!



さて素敵なSANRIO FES2023、いよいよ最後のステージである。最後は『サンリオスペシャルライブ』
サンリオキャラクター及び外部のアーティストとのコラボによるライブパフォーマンスが披露される。
ここでのハイライトはやはり個人的な好みでキティちゃん&クロミさんによる『可愛くてごめん』。この曲はそもそもキティちゃんのYouTubeで初めて知ったクチだが、これほどストレートに自画自賛している曲をこれほど嫌味なく本当に可愛く歌えるのはさすがとしか言いようがない。しかも2人ともサンリオキャラ中屈指の歌唱力を持ってもいるので、普通に楽曲として“聴ける”。今後できればユニットとしてどんどん曲を出していってほしい。

そしてシナモンは新曲の『ときめきレインボー』を披露。最高のタイミングと最高の舞台で新曲発表である。

こぎみゅんはYouTubeでも披露していた広瀬香美さんの『ロマンスの神様』を。こぎみゅん世代からしたらかなり古い曲だが、見事に小麦粉を効かせた歌い上げっぷり。
何よりつい先ほどまでサブステージで一緒に椅子取りゲームをしていたあの子が、メインステージで唯一たった一人でフルコーラスを頑張って歌う姿に、爺はこみあげるものを隠し切れませんでしたよ。

そしてプリン君推しのピアニスト、ハラミちゃんはシナモンのピアノとチームプリンに囲まれて、極上のサンリオスペシャルピアノメドレーを披露。
アイドルグループのFRUITS ZIPPERはメロディ嬢、ポチャッコと共に『わたしの一番かわいいところ』を。
どちらも素晴らしいパフォーマンスであり、何よりサンリオ好きのご本人たちがとても幸せそうで良かった。


そしてフェスはいよいよエンディングへ。


メインステージにはキティちゃん、マイメロディ嬢、けろっぴ、ぐでたま、クロミさん、シナモン、プリン君、マフィン、ベーグル、スコーンが勢揃い。
客席通路にはハンギョドン、ポチャッコ、サムさん、ぺっくる、こぎみゅん、まるまるが。圧巻の光景である。

そして我々のいるサブステージにもクリリン、ウィッシュミーメル、烈子、リトルツインスターズ、ばつ丸が駆けつけてくれた。


この可愛く、仲良く、思いやりのある祭りを鮮やかに締めくくるのは当然、


KAWAIIフェスティバル






本当に夢のような一日だった。
芸人としてこのような大舞台で仕事をさせてもらえる嬉しさと、サンリオファンとして年に一度の最大の祭りを最も近いところで楽しませていただける喜び。
改めて、この夢のような日を与えてくれたサンリオさん、寺嶋由芙さん、なつめれんげさん、そういったご希望の声をあげてくださっていたらしいサンリオファンの皆さん、私のファンの皆さん、手を握ってくれたぐでさん、椅子取りゲームしてくれたこぎみゅん、最高のクロミさん、そもそものいちごの王さまとキティちゃん、朝見かけたそこそこのでんでん虫、お母さん、そして地球。


本当にありがとうございました。



最後に、暗黒の学生時代には味わえなかった最高の思ひ出として残る集合写真を。

3年B組ポム八先生



また一年、推させてくださいよねえ。



2023年サンリオキャラクター大賞公式ページ

https://ranking.sanrio.co.jp/


【#SANRIOFES2023】ステージライブ配信
※アーカイブは2023/7/9まで配信。


【#SANRIOFES2023】平井“ファラオ“光&寺嶋由芙のサブチャンネル
※アーカイブは2023/7/9まで配信。


気が向いたらお願い致します。サンリオ資金にさせていただきます。