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動画編集者が読むべき書籍3選

こんにちは!動画クリエイターコミュニティ VIDEO LEGENDS(ビデオレジェンズ) 代表の平尾です。

あなたは普段から本を読む習慣ってありますか?
「本を読むのがもともと好き!」という方もいれば、
「好きだけど忙しくてなかなか読めてない」という方とか、
「普段、全く読まない」という方も中にはいるかもしれないですね。

でもそういった、普段から本を読まないという方、時間を使って活字を読むなんて嫌だという方でも、あなたがこれから動画編集者として、さらに活躍できるようになりたいと思っているのであれば、これは最低限読んでおいたほうがいい!という、完全に僕の主観からではありますが、オススメな3冊の本を紹介したいと思います。

僕自身、VIDEO LEGENDSという動画スクール・コミュニティを運営していて、WEB広告の運用もやっていたりします。
動画制作以外にもマーケティングの知識があるので、クライアントからも喜ばれていますし、しっかりした報酬がいただけています。
ただ、もともと広告の知識をもっていたわけではないので、苦労する部分や、成果を上げるにはどうしたら良いのかわからないって感じることもたくさんありました。
自分の中で行き詰まったときは大抵、経験から来るひとりよがりの知識に頼っていることが多いんですよね。
でも本当に自分が求めている正解って、自分の経験してきたこと以外の、外側からの情報からくるものが本当に多いです。
ネットでもいいんですが、タダで手に入る情報ってやっぱり、表面部分の情報しかないってことがほとんどです。

なので、1冊1,000〜1,500円位が平均だとは思いますが、この世界でプロとして活動してきた人の情報が詰まっている本を読んで、じっくりインプットするというのもいいんじゃないかなと思います。


今回紹介する本は、僕が動画編集者として動画スクールを運営できるところまで実績を積むために、必要になった本を3冊だけですが、ご紹介したいと思います。

動画編集者が読むべき書籍 1冊目

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現代広告の心理技術101 です。
この本はドルー・エリック・ホイットマンさんという方が書いたんですが、ドクターダイレクトと知られるアメリカのダイレクトレスポンス広告業界の第一人者です。

人が広告を見るときに、どういう心理が働くかという行動心理を研究して、セールスの裏側にある心理学の専門家で有名な方です。
この本では広告の知識と人間心理に基づいた101個のテクニックが詰まってるんですね。
まず広告とはなにか? について著者はこう言っています。 

「広告の目的は人に行動させること」です。

まず、広告を作るときに考えるべきことはなにかについて語っています。

1:人が何を求めているのか?
2:人は自分の求めているものをどう思っているのか?
3:なぜ人はそういう行動をとるのか?

この3つがわかれば、顧客をより満足させる方法がわかって、より多くの人にものを買いたいと思わせる事ができて、良質な製品をより多くの人々のもとに届けられるんですね。
人々の生活にさらなる満足感をもたらす手助けができるという内容が書かれています。
逆にいうと、このことが考えられて作られている広告は少ないということになります。

なのでこの本では、
99%の広告はゴミ、間抜けで退屈、力がない、印刷されている紙の値打ちもない
って冒頭に書かれているくらいです。

なかなか強烈ですね。

でも実際に誰しも広告って好きじゃないですよね。
何気なく、いつも僕らが見ているこのYoutubeの5秒の広告だって、ほとんどのものは5秒でスキップボタン押しちゃいますよね。

つまり広告の大半が、見る側の人間が何を求めているのかわかってなくて、行動させるまでに至らない、最後まで見続けさせるパワーが無いということがわかりますね。

じゃあ、どうすれば人が行動するのでしょうか?
人がどのように生きて、何を欲しがってて、何を必要としているのかを知ることによって、人が物を買う理由がわかってきます。
そして、人の心、消費者心理は時代が変わっても変わらないと著者はいっています。

それはなぜかというと、人間には逃れることができない8つの根源欲求というのがあって、それをLIFE FOR 8っていう生命の8つの躍動っていいます。

その1 生き残り、人生を楽しみたい、長生きしたい
その2 食べ物、飲み物を味わいたい
その3 恐怖、痛み、危険を逃れたい
その4 性的に交わりたい
その5 快適に暮らしたい
その6 他人に勝り、世の中に遅れを取りたくない
その7 愛する人に気を使い、守りたい
その8 社会的に認められたい

僕たちは無意識的にこれらを求めてますよね?
そしてあなたの作る広告には、どれだけこの8つの根源欲求が組み込まれていますか?この8つの原理のどれかを元に広告を作れば、自然の摂理のちからを利用できます。

あなたは、この中の欲求で、どれか外すことができる欲求はありますか?

当時、これを初めて見た時は動画編集者として駆け出しの頃で、
ハッとしたんですよね。

僕がこれまで作っていた広告は、どうやって自分の広告をよく見せよう、
魅力的に見せようということばかり考えていたんですよね。
ターゲットとなるお客様の欲求を考えずに、広告主の自慢できるような部分ばかりを演出していました。

広告主がとにかく押し出したい部分ではなくて、ターゲットであるお客様のニーズに寄り添った広告ってすごく大事なんですよね。
これはどんな時代でも同じですし、広告が溢れている今の時代ではさらに大事になってきています。

あなたも見たことがあると思うんですが、オー人事オー人事っていう人材紹介のCMの記憶ありませんか?

職場に恵まれなかったら、上司に恵まれなかったら、
部下に恵まれなかったら、オー人事オー人事(022 022)へ

という昔からあったCMです。内容としてはとても面白いですよね。

会社の悪い体制や文化や不満、変な上司や同僚への不満を極端に表現しているので、コメディのように見えますが、実際にありえるような不満を誇張しているだけなので、同じような体験をしてたり、同じような不満をもっている人には響くんです。

僕もいまこれを書くにあたって改めて見てみると、共感できる演出があって、本当に面白かったです。

このCMの8つの根源欲求の中で当てはまる部分としては

「その3」の、本当は不満だけど、上司に逆らって評価を下げて冷遇されたくないから我慢しているという、恐怖、痛み、危険を逃れたいという欲求

「その5」の、快適に暮らしたい、こんな会社を辞めて、新しい環境に移って快適に暮らしたいという欲求

「その8」の、社会的に認められたい、上司に手柄を取られたり、上司のお気に入りばかり評価されるのではなくしっかり認められたい

という3つの欲求が入っているCMなのではないかと思います。
だから記憶にも残りやすいんだと思います。
今では、年商3,000億円を超える大企業になったみたいですね。きっとこのCMの効果は大きかったと、僕は思います。
これは本当に動画を構成する上で重要ですので、是非参考にしてみてください。

動画編集者が読むべき書籍 2冊目

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非常識な成功法則 です。

この本の著者の神田昌典さんは、コピーライティング、セールスレター、広告などに独自の手法を編み出して、日本におけるマーケティング手法を確立した人物です。『GQ JAPAN』(2007年11月号)では、“日本のトップマーケター”に選出された方です。
神田さんは大学4年時より外務省経済局に勤務して、戦略コンサルティング会社を経たのち、米国家電メーカーの日本代表となり家電のセールスを行った方で、そこで使ったマーケティング手法が「DRM ダイレクトレスポンスマーケティング」と言われるもので、それを日本に輸入した方と言われています。

この神田さんは出版時に「この本は私は書きたくなかった本」と言っていたそうです。

なぜかというと、この本を読んじゃうと全員が成功してしまうからだそうです。その中でも僕が今回抜粋してあなたにオススメしたい内容として、第1の習慣「やりたくないことを見つける」です。

目標というのは紙に書くと実現するっていうふうにこの本では言っています。紙に書くことによって潜在意識に刷り込むことができるからなんですね。

そしていい目標を立てることが非常に大切です。

いい目標というのは、自分が本当にやりたいことを見出すということです。
やりたいことを発見するにはまず、やりたくないことをはっきりさせます。

目標って普通「やりたいこと」から考えるものだと思いますよね?
なので「やりたくないことをはっきりさせる」というこの方法は、一見矛盾するように感じるかもしれません。
でも「やりたいこと」には、自分が自覚していないものや、世間体に影響されているものも多々含まれます。逆に「やりたくないこと」であれば本音が出やすいので、先に「やりたくないこと」を絞り出すことで、心から「やりたい」と思っていることを浮かび上がらせることができるんです。

人が発する言葉というのは、その人の人生に大きく影響を与えています。
裏を返せば、自分に都合のいい言葉を繰り返す(=自分自身に催眠術をかける)ことで、思うように現実をコントロールすることができるんですね。
まずは、自分で立てた目標を毎日眺めるようにしてみましょう。
目標の設定にあたっては、第1の習慣「やりたくないことを見つける」にプラスして、次の「SMARTの法則」を使うと、より実践的で、実現可能性の高い目標を立てることができます。

SMARTの法則とは

S (Specific):具体的である
M (Measureable):計測ができる
A (Agreed upon):同意している
R (Realstic):現実的である
T (Timely):期限がある

この法則に沿って毎日10個の目標を書き出して、クリアファイルに入れて持ち歩くようにします。朝晩眺めることで、より目標実現を加速することができるはずです。
例えば僕の場合はこんな目標を書き出していました。

・好きな時間に起きて好きな時間に仕事できるようになる
・沖縄・北海道にいって仕事ができる
・たくさんの体験を仲間と一緒にできる
・動画を始めて6ヶ月間で月収100万円になる
・家族との時間を自由に持てる

これは動画を始めて6ヶ月経って本当に叶いました
なのでこのやり方は断然オススメします。

動画編集者が読むべき書籍 3冊目

最後にオススメするのは

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世界一やさしいイラスト図解版! ランチェスターNo.1理論 です。

坂上仁志さんという方が書いていて、坂上さんは日本でただ一人のランチェスターNO1戦略の専門家です。

そもそもランチェスターって何?って思うかたも多いと思うので、まず、ランチェスターについて簡単に解説すると、正確にはランチェスター戦略といって、弱者が強者に勝つための戦略理論のことです。

ここで言う弱者というのは、老若男女のことではなくて、中小企業やシェアの低い会社のことで、強者というのはシェアNo.1の会社のことです。
つまり強者と同じ戦い方をするのではなく、弱者には弱者の戦い方があるので、弱者としての戦い方をするというのがランチェスター戦略です。

この本がオススメな理由は、フリーランスとして、個人事業を営んでいる方や、脱サラして起業を予定している方、ビジネスモデルを詰めきれていない方向けに書かれているからなんですね。

フリーランス、個人事業、小規模事業を始めるなら、この3つは守っておきたいと坂上さんは言っています。

1:差別化
2:一点集中
3:No.1

なぜこの3つを守る必要があるのかというと、僕らフリーランスは弱者にあたるからです。

弱者は普通に起業しても大手に負けてしまいます

例えば差別化でいうなら、あなたが動画編集者として大手と同じ内容のサービスを提供したとしてもクライアントはあなたを選ばないでしょう。
なぜなら大手は人材もたくさんいるし、資本金もしっかりしていて社会的信用もあなたよりありますよね?
もし同じ内容、同じ価格、同じサービスであれば、僕がクライアントなら個人事業のあなたではなく大手を選ぶと思います。
ここで大手を選ばせない、差別化のポイント3つを解説します。

1:強みを強くする
2:手間をかける
3:人と違うことをする

です。
逆を言うと、あなたの強みを強くせずに、手間をかけず、人と同じことをしていては、あなたは選ばれないということです。

先程の、あなたのサービスではなく、大手サービスを選ぶというのは、この差別化のポイントがあなたにはないから、あなたのサービスを選びません、ということでした。

1:強みを強くする というところでは、まず、あなたの強みが何なのかを知る必要があります。

もしあなたが動画編集の仕事において、PremiereProを使う動画編集が強みなら、PremiereProを使った動画編集の仕事にフォーカスするべきですし、Afterefectsが得意なのであればAfterefectsを使った動画編集の仕事にフォーカスするべきです。

2:手間をかける というところでは、例えば、クライアントからこのように編集してほしいと指示がしっかり来ているときに、そのまま指示通りにやっていてももちろんいいのですが、差別化には繋がりません。

こう表現したほうがもっと効果的ではないか、と提案してあげることもいいかもしれません。
もちろんクライアントがそういったアドバイスを聞き入れる人かどうかを見極めることが大事ですが、手間はかかるけど毎回 指示通りのものと、提案を含めた2パターン目を用意するような、丁寧な仕事をやってくれるとわかれば、次回からもあなたに仕事を頼むかもしれません。

3:人と違うことをする は例えば、大手であれば、土日祝日は連絡が取れないけど、あなたであれば365日、祝日であっても連絡が取れる、とか。

僕がやっているVIDEO LEGENDSというコミュニティで例えるならば、500人以上の動画編集者がいるので、どんなに急で、自分がやったことがない仕事であっても、自分一人ではないのでその仕事を受けることができます。
それに500人以上の動画編集者と意見を交換できることによって、独りよがりの視点だけじゃない、質のいい仕事ができます。
更に土日祝日関係なく、対応できる人が集まっているのでレスポンスも早いです。
他にも動画編集者のコミュニティはあるかもしれませんが、ここまで大きい動画編集者のコミュニティは他には無いので、立派な差別化に繋がると思います。

このように弱者が生き残るために研究された戦略がランチェスター理論であり、この本では差別化、一点集中、No.1、この3点に絞って書かれています。
長くなりましたので、差別化までしか説明はしませんが、一点集中、No.1については、ぜひ本を買って読んでみてください。

まとめ

本を読む時間を確保したり、本を読む習慣がない人にとっては、買っても「どうせ置いてるだけ」になってしまう、という経験もきっとあると思います。
でも、本を読むというのは脳にもとっても良い、ということを知ってから、僕は日常的に読む習慣をつけています。

読書をすることによって、ストレスが解消されて、本の内容で知識が増えますし、記憶する力も上がって、想像力も鍛えられる。そして、コミュニケーション能力も上がると言われています。
例えばストレス解消でいうと、読書でストレスの原因である現実を離れ、本の内容に没頭できると言われていて、しかも読書によって軽減されるストレスは68%なんだそうです。さらに音楽鑑賞やコーヒーブレイク、ゲームや散歩といった、一般的な解消法を上回るという研究結果もあるんですよ。
あなたがいま受けているストレスの7割近くが読書で軽減されたら、けっこうハッピーですよね?しかもあなたを成功に導いてくれます
僕自身、気分転換にはものすごく効果的なように感じています。

ーーー

僕の話をきっかけに、動画クリエイターやVIDEO LEGENDS(ビデオレジェンズ)に興味を持ってもらえたら嬉しいです。

もし「もっと1日を楽しくイキイキと生活したい!」「家族との時間を大切にしたい!」「自分の好きなように時間を使いたい!」と思っている方がいたら、一緒に目指していきましょう!

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