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仕事にやりがいを「感じられる人」

実は、仕事で「何に」やりがいを感じるのかは人によって違います。私たちはそれぞれ「内的動機」というものを持っています。心理学的にその人が内部に持つ固有の特性のことで、たとえば同じ仕事をするのでも、
 ★人から感謝されたい(感謝欲)
 ★目標を達成したい(達成欲)
 ★競合相手に勝ちたい(競争欲)
といった動機は、人それぞれ違うものです。
内的動機は「自分らしさ」を構成する重要な要素で、この「自分らしさ」にドライブされて発揮される能力は「自分の強み」になります。「自分の強み」を使って仕事をすれば、仕事は「主体的」「自律的」になりやすいものです。同時に「やりがい」を覚え、ストレスを感じにくくなります。
物理的に豊かになることが社会の大きな流れだった高度成長期の、仕事の結果として得られる「給料」や「出世」など、お金や社会的地位ではかれる「外的仕事満足」より、「やりがい」や「自己成長」などから得られる「内的仕事満足」が、働く人々にとって重要になってきました。
どんなことかというと・・
1.仕事に対してのめり込んでいる
仕事に「やりがい」を感じている人は、「活力」「熱意」、そして仕事にのめり込んで「没頭」している状態を備えている。
2.多様な人たちとの人間関係が築けている
開かれた人間関係の中で多様な人たちと信頼関係を結び、関係性を広げていくため、つねに外での機会を取り込んでいる。
3.ヨコ社会のコミュニティで学び合う仲間がいる
正解を選択肢の中から選ぶ方式ではなく、「自分の考え」を明確にし、発信していく「自論」の展開が求められる場合には、独学者同士のコミュニティがあり、そこに参加し、「ヨコ社会的」に学び合っている。
4.やりがいに欠かせない自分の強みが強化できている
必要になるのが「独学力」。仕事に「やりがい」を感じている人ほど、つねに「内的仕事満足」を得るための自分の強みや新しいスキルを独学で強化している。
仕事の「主体性」「自律性」を高めながら、主体的に学び、次の段階へとジョブストレッチする。それを繰り返しながら、自分の強みをさらに活かせるチャンスをつかむのです。すぐにでも、新たな独学を開始して「自分の強み」を磨いてほしいと思います。それこそが自律的キャリア形成といえると思います。
〔パクリの実〕

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