見出し画像

社員の士気をくじくマネジメント

管理することが大流行、マネージャーは自信満々に教えられたことを社員にそのまま強要していいませんか・・
1. 部下の業務に対して、詳細にわたって強い監視・干渉を行なう(マイクロマネジメント)
社員を支配し、決定権を握り、業務プロセスを牛耳り、恐怖で人を操るマネージャーたちが今もいるということです。マイクロマネジメント(部下の業務に対して、詳細にわたって強い監視・干渉を行なうこと)がもたらすのは、チームのモチベーションや創造性の低下です。
2. 社員を意のままに動かしたり支配したりする(権力やエゴを介したマネジメント)
すべての答えや最高のアイデアを出すのは自分だと信じ込み、それを理由に社員を意のままに動かしたり支配したりすれば、チームの士気はくじかれてしまいます。
3. きちんと耳を傾けない(傾聴のないマネジメント)
「聴く」ことは、忘れられつつあります。敬意を持って熱心に耳を傾ける姿勢の欠如、言うばかりで聞こうとしない一方通行のコミュニケーション。おそらくそれは、自信満々にシステマチックに全力をかけて納期を守り、目標を達成しようとしているから、その結果として、わざわざスピードを落としてまで、周囲で何が起きているのか把握するためにじっと耳を傾けるようなことはしないのです。
4. 社員を軽視する(社員を歯車の1つとみなすマネジメント)
社員の価値を大事にしない。社員のことをそもそも気にかけないか、気にかける方法を知らない、あるいは、気にかけるのをやめてしまったのです。突き詰めて言えば、社員を「歯車の1つ」とみなして、代わりなんていくらでも見つかると思っているです。社員は尊敬に値する同僚であり、力を合わせて優れた仕事を共に生み出すビジネスパートナーとして扱われるべきだとは考えていないのです。
上司から本当に大事にされていると社員が感じられるのは、社員に対して、成長のチャンスやメンタリングの機会を与える、各社員のスキルや長所を見つけ、成果をあげるのにもっとも適した場所で活用するです・・忘れていますね、忘れいてなくても優先順位が低すぎます。
5. 信頼の欠如(現場を重視しないマネジメント)
現場のことを一番よく知っている社員の信頼を勝ち取りたければ、彼らのところに真っ先に足を運び、インプットやサポート、アドバイス、戦略のためのアイデアを求めるべきです。そうした姿勢によって信頼の文化が育まれれば、社員たちは安心して疑問を口にし、アイデアを出し、問題の解決につながりうる、価値ある懸念を共有するでしょう。
そもそも、マネージャーも人間であり、ほとんどは善意を持っています。彼らの成功に必要なツールや成長の機会を与えられるべきなのです。それなのに、社員の士気をくじくマネジメントしかさせてもらえない環境や社会なのかもしれません(´;ω;`)
〔キャリアカウンセラー メルモ〕

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?