記号論と止観瞑想 線条性

記号論と止観瞑想シリーズ テーマ「線条性」「線状性」linearity
 私たちが使うコトバには、「線条性」という縛りがあります。実際に、起こっていること、表現したいことは、沢山あって、同時多発・多重・階層的であっても、表現、伝達するには、一行ずつ線条に表現しなくてはなりません。
 線条性の縛りがあるコトバで、ものごとを認識し、思考していると、ついついこの世界を、部分の集まりと見なしがちになります。時間感覚も、一方向のみと思いがちになります。ですので、あまりなじみのない言葉であっても、コトバを使う時は、「線条性」の自覚が大切と思います。

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