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お別れについてと深呼吸する言葉

その組織をやめたらそこに属している人とは普通は縁が切れてしまう。もしくは組織を仕切っている人は辞められるとめっちゃ傷つく。僕は自分の会社を他の人に手渡したとき、自分の人間関係のほとんどを喪失した気持ちになった。

今となってはだけど、それって違うよなーって思う。もともと人と人として向き合っていたらよかったのだ。会社や組織やプロジェクトを通じてその人と何か分かり合えてる気になっていたから、それらが消滅したらその人との関係も切れてしまったのだ。つまりその人と直接繋がってなんかいなかったのだ。

でも江丹別で僕は新しい人間関係について学んでいる。

江丹別には熱中小学校という「用事」があって、そこでいろんな人とまずはゆるく仲良くなって、何かのきっかけがあると「村づくりバンド」が結成される。バンドは少数で構成されて、合意形成もなければ会議もない。ただパッションだけで突き進む。それでうまくいかなければ解散しちゃえばいいだけ。無理にバンドを組む必要もないし、組んでみて翌週解散なんてザラだ。

でも、熱中小学校っていう戻る場所がある。失敗しても解散しても喧嘩別れしたとしても、また翌月の登校日はやってくる。お金や契約で繋がってなくて、みんな好きで通ってるから、無理やり何かを我慢したり忖度したりお世辞を言ったり陰口を叩いたりする芽がない。なかなか良い環境だと思う。だから熱中にはお別れがないんだと僕は思いはじめている。簡単に言えば、卒業したって一緒に村づくりしたりして遊べばいいじゃんと。

そう考えると、いかにこれまでの会社や組織が息苦しかったことか。そんなことを思いながら、YAMI大学深呼吸学部に通う僕としては、ポロポロと深呼吸する言葉をメモっていたようだ(自分でよく覚えてない)。「深呼吸する言葉」とは、100文字以内で自分が感じたことを毎日言語化して発表するという修行なんだけど、僕はダメ学生なのでここにまとめて貼り付けちゃうことにする。

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むりやりつくることに興味はない。
お互いの間に何が生まれるのかどうかだけに興味がある。

自分は手を動かさずに
相手にやらせるなんて、
お前最低だな。

用事なんてなんだっていい。
関わりを持ち続けて、やりとりが発生することが大事。
関わりを断ち切ってはいけない。

段取りやタスク洗い出しほど
意味のないやりとりはない。

アクションが全てだ。
相手にアクションすること。
アクションを受け取ったら、
アクションで返すこと。言葉で返すな。

結局「人と人」でしかないのに
「案件」なんて目に見えないものを
さも意味あるげに「仕事」って呼ぶの、
もうやめようぜ。

1つの組織を10年やるのも偉いけど、
1年でいくつものバンドを組んで試行錯誤する人生も悪くない。

自分で何やりたいかが分かってないから、人をお金で集めて、それで何ができるっていうの?
分からないからこそ、対等な関係で持ち寄らないと。

世界がぶっ壊れたおかげで、
これからつくりなおさないといけないことだらけでワクワクする。

改善じゃない、創造だ。
そこにはビジネスモデルなんてない。
それっぽい話が来たら、偽物だから逃げろ。

お客になるな。
お客をつくるな。
お客だと思ってるやつと関わるな。
それができたら、それが時代の最先端だ。

#新しい価値を見つける旅に出かけよう

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