政治との闘争の季節から、経済との闘争の季節へ移動する。

なんだか大きく時代が変わった感がある。

僕はスピリチュアル系ではないけど、僕の直感は「これからの数年は頭を柔らかくしていけ!」と言ってる。

目の前の物理的・客観的・説明可能なことだけがリアルなのではなく、現実なのか妄想なのか「どっちなのか分からない境界線こそ大切にしろ、曖昧さと混沌を楽しめ」と言ってる。

なんてこったい。こんな感覚はこれまでになかった。それほどにコロナの社会システムへのアタックは強烈な僕らへの共通体験になってると言うことだろう。

そこで僕は一旦の結論を出そうと思う。

1970年代は政治システムとの闘争だったが、2020年代は経済システムとの闘争になる。

経済システムとの闘争には、明確な敵はいない。
言うなれば、われわれが住むこの社会全体が機能不全に陥りつつあることが問題なので、我々は全員被害者なのだ。
でも全員が被害者だから救命ボートは来ないし、敵を作って戦ってもこの閉塞感は解消しない。

解決方法のひとつが、爽やかにレジスタンスすることだ。
今の社会システムにそれぞれが闘争し、換骨奪胎を目指して生活を創り上げていくしかない。

僕が夏から感じていた「50年前の過去がこれからの未来だ」という漠然とした予感はそう言うことだったのだ。

よって中老の男(70)やその仲間たちの過去の闘争の経験を聞き、その内容をできる限りの解像度で理解し参考にして、2020年代なりの闘争を繰り広げよう。

いやぁ、そんなこと考えるなんて不思議なもんだ。
「やはり2020年が始まってから僕らはパラレルワールドにきてしまったんだなぁ」と改めて思う年の瀬なのでした…。

社会を変えるのではなく、「社会をつくる」。
小さな社会、スモールワールドをつくろう。

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