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糸島という舞台

最近思うのは、どんなに大変で難しいことでも、それをやれば良い村づくりができるなら全然受けて立ちたいと思う。頭を使うことなら頑張って集中するし、泥臭いことなら楽をせずに汗を流せばいい。シンプルな話だ。

でもそれをやると誰のためになるのか、なぜそれをやらなければならないのかの理由が全く分からないことが世の中のほとんどを占めているようにも思えるので、結局それらのよく分からない事柄と自分をどうバランスするのか、もしくはガン無視するのか、もしくは対処するのかを考え続けてる。

答えは簡単に出ないので、走りながら考えるしかない。体力とメンタルに余裕が必要だ。

僕は糸島はすごい偶然が組み合わさった舞台だと思ってる。ひとりひとりが役者としてステージに立って即興パフォーマンスを始めているのが今だ。これからいろんなことが起こるはずで、僕も自分自身が長くステージに立ち続けられるようにする責任があるし、何よりも楽しんでいないと新しい仲間がやってこないから、生真面目すぎる状態に陥ってピリピリしてちゃダメなんだよなと思う。

だけどこの丘の先に素敵なことがたくさん待っていて、誰も到達できなかったところにみんなで辿り得るのかもと思うとどうしても必要以上に力んでしまう。この僕の中にある予感をどうしても現実のものにしたい。そう思いすぎるのは良くないことだと分かりつつも夢見ることがやめられない。

一つだけわかってるというか、心に決めているのは、「ひょっとしたらひょっとするかもしれないぞ!」という奇跡にかけているということだ。普通なこと、少し良いくらいのことであればやる必要はない。信じられないほど素敵なことに向かってるからこそ頑張れるんだと思ってる。そういう舞台に立てていることはあまりにラッキーすぎる。

笑っちゃうのは、この「ひょっとしたらひょっとするかもしれん」ってセリフを何人もが言ってることだ。ほんと、ひょっとしたらひょっとするかもしれんぞ。

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