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自分の中の提供者目線を撲滅したい。

ビジネスゲームの世界は多分世界の3%くらいしかなくて、残りの97%は何かを食べたり、なんとなく話してたり、見てたり、ぼーっとしてたり、何かに夢中になったりと、客観的にはよくわからないことで満たされている。

その残り97%をだんだん個人の消費行動に変換して教育啓蒙していって、その結果全員がめちゃくちゃ息しにくくなったのが都市化なのではないか?

であれば再び、個人が集まってつくった都市や町の次は、脱消費だろうし、その残り97%を取り戻すような風通しの良い動きだろう。

でもそれは絶対にビジネスになりそうもないから、逆に言えばものすごいビジネスチャンスでもある。矛盾してるけど。

少なくともそこに斬り込める企業や人材は本当に限られている。なぜならみんな結局ビジネスゲームの発想でこのことを見ているから、簡単に言語化とかプレゼンとかできないんだよ。

体験すれば一瞬で分かる。もともと人はそうだったから。でもそれをビジネスの思考やプロトコルで考えてやりとりしても、その97%の世界はものすごーく地味な手応えの連続だから、きっと話は通じない。

だからつくって目の前に差し出すしかない。
これだと思うのですよ、と。

そしてそれはあまり凄いと思われないだろう。
なぜからビジネスの成功に「凄さ」は必要だけど、97%の世界では凄さなんてむしろマイナスだから。凄さなんてハラスメントなんである。いつのまにか自然に馴染んでいたという優しさしかいらないんである。

今はそういうものづくりに挑戦している。
提供者目線を減らすどころか、僕の中で撲滅して絶滅させたいと本気で思ってる。害悪でしかない。

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