スマートシティのコースを作ってみた!

スマートシティというと洗練された都市というか、キラキラしたイメージを持つ人も多いかもしれません。自動運転車が走り、グリーンエネルギで都市が動き、ゴミなども落ちていない街を人々が悠々と散歩している感じでしょうか。

スマートシティはキラキラしているのか

遠い未来はそうかもしれません。自動運転が広がれば、自家用車を持つ必要もなくなり、駐車場も余るかもしれません。スマートウオッチで健康管理しながら活き活きと生活できるんでしょうね。そうなると、都市の姿や働き方も相当影響を受けると考えられます。

スマートシティPJはどう作っていくのか?

スマートシティーのキーポイントは分野融合での住民や事業者向けのサービスです。しかし、実際には分野の壁が厚くて、各分野の個別サービスの取り組みから抜け切れていないものが多いと感じています。

分野横断のサービスを考え実践するにはビジョンが重要になります。「移動をスムースにしたい」「環境にやさしい自転車を重視した街にしたい」等の様々なビジョンがあると思います。

例えば、ベルリンの街を見てみましょう。ベルリンの便利なところはモビリティサービスが一体化していることです。

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利用者の「移動を効率的にしたい」という要望に応えた素晴らしいサービスだと思います。

また、自転車という点ではどうでしょう。シェアリングサービス、都市作り、交通機関の各アプローチが一体となって自転車の利用者に非常に快適な環境ができています。

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このように、公共交通機関や自転車等のパーソナルモビリティの推進により、自動車の総量や排気ガスを減らし、交通事故のない安全な都市を実現しようとしています。さらに経路最適化や電気自動車の導入などの施策と組合すことで大きな効果が期待されます。

スマートシティは大きな概念で対象が広いことから捉えどころがないと感じるかもしれませんが、こうやって目的志向で進めていくことが重要ですね。

ということで情報を整理して入門コース作りました

スマートシティは、様々なサービス提供者、行政機関、市民団体などの多くの方から注目されています。

先週、自治体向けの研修を行いましたので、その内容を少し拡充して、コースにしてしまいました。(研修のビデオがとれなかったので、再録画しました(泣))

スマートシティ入門(資料ビデオ

スマートシティの考え方、最近のトレンド、先進都市の戦略やアーキテクチャ、国内の取り組み、実現に向けての考え方を整理しています。スマートシティ推進の参考になりましたら幸いです。



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