孤立していると感じる夜に : 「絶望名言」読書感想文
NHKのラジオ深夜便の番組を文庫としてまとめたもの「絶望名言」を読了しました。これは古今東西の文学作品の中から、絶望を書いた言葉を紹介し、生きるヒントを探す番組です。
「いくら生きたいきたいと思っても、死が救いに思われるほど辛い現実がある」
そんな言葉が飛び出すほど、絶望の名言と体験を深く掘っていく内容になっています。カフカ、ドストエフスキー、べートーヴェン、ゴッホ、芥川龍之介、中島敦などなど。
文学の中の絶望名言やその背景を知ることで、「ああ、人生がとても苦しい