アンダーザシルバーレイク

「アンダーザシルバーレイク」あまりにも難解な内容で欧米のほとんどの国で上映が先送りされ、とりあえず見れるのは日本とフランスだけ、「今は上映してるかもしれませんが」ほぼカルト映画となるのは確実と言われていたこの映画。なんと、旭川の駅前イオンでやっていた!!! 映画館で観れるなんて、かなりラッキーと、絶対観ると決めていたし、早速今日見に行きました。うーん、サイコーです。サイコーです。できればもう一度映画館でみたい、時間作れるかな、、、来週木曜で打ち切りになるそうです。見れば見るほど、「これは僕のために作られた映画に違いない、実は監督のなんとかミッチェルはずっと僕のことを18歳から尾行していたのではないだろうか」とずっと考えていた。出てくる女性はみんなセクシー、金持ちのおっさんはみんなエロそう、女は、あと犬もみんな自分を蔑んでる。ヒット曲は全部仕組まれたメッセージがある。謎の暗号のようなものが解ければ、金持ちたちだけが知っている秘密の世界に「上昇」していけるのでは、、、うーーーん、、、たまんない、この病的病的中二病の映像化。次々となんとなくやってしまう性行為もリアルで笑えますが、、、華やかなパーティーでドレス姿でシャンパン飲んでた女の子が、売春のバイトやってるとか、本当にリアルです。東京でムンムンとしていた二十歳前後の頃を痛いほど思い出した映画でした。夢を追うことを美しいと持ち上げる今の世間。しかし、挑戦者は負けるとただのゴミで、ゴミ扱いされて、しかもだんだんイタイ人になっちゃう、、、自分が作り上げた自分だけの神話に他人も巻き込んで、自己矛盾に押しつぶされる、他人事ではありませんぞ。

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