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その3・物語の舞台を決めよう


次はお話の舞台を考えます。
舞台というのは、大ざっぱに言えば「場所」のことです。「どこ」で起こるお話なのか、ということです。いちばん主人公らしさが出る、主人公なら「こんなところにいるよね」と思える舞台を考えてみましょう。

■フランツの活躍する舞台は「どこ」?

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ぼくは、10年くらい前に図書館で働いていました。
この写真のフィギュアは、ぼくが図書館をやめるときに、いっしょに働いていた人が作ってくれたものです。エプロンをして、本を開いてるのがわかるかな?

はじめて働く図書館には、ぼくの知らない、おもしろい仕事がたくさんありました。

本をどういう分け方や順番でならべるのか? 貸し出しや返却のやり方、図書館カードの作り方、予約本の用意や、壊れた本の修理。
そして、働いている人しか入れない、地下の書庫!

本が好きなフランツの物語だから……
舞台は図書館がいいな!

実際に、アメリカには、ねこが働いていた図書館があったし、日本にも、ねこの駅長さんがいる鉄道がありますよね。

■考え方のヒント

・お話の場所はどんなところだろう?
・どんな人や生き物が暮らしているんだろう?
・どこの国? どこの町? どこの星?
 海? 山? 川? 宇宙? 地底?
・本当にある場所?
 自分で考えたファンタジーの世界?

(つづく)



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