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Cambridge英語検定という高貴な試験を受けた話

日本で有名な英語関連の試験というと、
英検、TOEIC、IELTS、TOFELあたりでしょうか。
特にこの英検とTOEIC、世界では通用しないと知ってましたか?

英検はもちろん国内でしか使えないし、皆様こぞって受験しているTOEICも日本と韓国くらいでしか使われていないと聞きます。

私は将来英語を使って仕事をしたいという訳ではなかったですが、ワーホリ中に少しでも英語力をアップしたいと思っていたし、
一年半の海外生活で英語がどのくらい伸びたのかの証明が欲しかったので、何か試験を受けたいと漠然と考えていました。
そんな中見つけたのがこの
Cambridge(ケンブリッジ)という試験です。

イギリスの団体が行なっている試験で、TOEICのように点数がつけられるものではなく、自分に合ったレベルの試験を受験して合格不合格の判定を受けるタイプのものです。

CPEというネイティブレベルのものからKETという初心者向けのものまで5段階のレベルに分かれています。

ワーホリの人が合格を目指せる現実的なレベルはFCE(一番受験者が多い)であるということ、履歴書に記載しても良いレベルがFCEからであるということで、FCEに合格することを一つの目標としてワーホリをスタートしました。

このCambridge英語検定、日本でも受験が可能ですが年に4回のみで、日本では対策本もほとんど手に入らず自力での受験は結構大変だとか。

ちなみに、カナダへ渡る直前の初TOEICでは460点だった私。何の準備もしなかったため問題が全て英語であることにまず驚いて倒れかけました。

そんなバリバリの英語初心者の私はまずESL(語学学校)では一般コースに3ヶ月通い基礎固めをし、3ヶ月のCambridge対策コースを受講しました。

この試験の面白いところは
①読む②聞く③書く④話す
四つの観点での合計点で合否が決まるというもの。

スピーキングの試験のみ初日に行われ、後の3つは翌日に実施されます。

リーディングとリスニングに関しては日本で受ける試験と同じイメージです。

苦労したのはライティングの分野です。
80分以内に二つの文書を書き上げなければなりません。

一つ目はエッセイ
二つ目は記事、手紙、Eメール、レビューなどのトピックからの選択式です。
どちらも140-190字の中で、ボールペンで清書までしなければなりません。

どれだけの単語を知っているかだけでなく、構成までしっかりと考えて書いているかまで見られるハードなもの。。(私たちが日本で慣れている起承転結の書き方ではないし。)

また、スピーキングの試験も独特です。
受験生2人と試験官2人(うち1人は記録をとるのみ)の4人で行われます。この時の相方はその場で決められる=知らない人とペアになる可能性があるというトリッキーなもの。(基本的には受験番号順ですが、私の学校からは3人しか受験者がいなかったので1人あぶれる)

試験の流れとしては
自己紹介
いくつかの質問に返答
2枚の写真を見比べて状況を説明
提示された話題について2人でディベート
全部で10ー12分。(30分くらいに感じる長さ。)

私は写真の問題がとにかく苦手で、よくカナディアンの友達にカフェで練習に付き合ってもらってました。
とにかく単語力と、表現力が必須です。

でも実は、スピーキングの部分が一番点数を取りやすい分野らしくて、試験官の人はニコニコして話を聞いてくれるし、実際スピーキング死んだと思ってたけど一番点数が高かったです。(ナゼ)

私はラテン系の初めましての人とペアだったんですが、この子はCAEという私たちが受験するレベルの一つ上のレベルの授業を受けていたらしくとにかく余裕かましてました。
私は何回か口籠もったし、積極的に話せていなかったから
「もうダメだーできなかったー涙」って試験後落ち込んでたら
「できてたよ、絶対合格点だよ。」って自信満々で言ってくれました。励ます風でもなく淡々と。(彼女は正しかった、、)

長くなってしまったので、わたしが行った試験対策については別の記事にまとめます。(ケンブリッジ英検対策編)
どなたかの役に立ちますように(合掌)

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