才能あるやつを書きたいやつはどっかいけ
今日は少し機嫌が悪い。
通勤の時に読んでいるとある小説が原因です。
大学生の青年がとある芸術に出会い、打ち込んでいくというストーリー。
なんだ、この主人公も素質があるんじゃねぇか。
そう思っちゃったのでした。
僕は、人が何かに出会い、魅了され、打ち込む姿が好きです。
たとえ才能がなく、評価されなくて悔しくても、それが好きだから続けるという、澄み切った姿に魅力を感じます。尊いとさえ思います。
でも、今回の主人公には、素質があった。それをいち早く見出され、導かれ、その世界に足を踏み入れた。
好きになれなかったです。
だめだった。
辛い過去があり、それが才能や素質の源泉になっているのではないかという書き方も無理だった。
まだ1章しか読み終えてないけど、読み進めるのが苦痛になってしまった。
何かに魅了され、打ち込む。
その姿を描くのに、才能なんて要素は必要なのか?
そういうのがないと楽しめないと思った?
読者が楽しめないと。
才能の有無なんて関係なしに、一生捧げてもいいくらいのものに出会って、打ち込んでる人は、ただそれだけで美しいと思います。
苛立つ。
才能なんてないからさ。
それでも表現することをやめない自分を、その小説を読んで否定されたように感じたの。
うまく言えねー!ちくしょー!
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