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【日記26】風邪が治った~今日が、そして来年が

12.25 MON(12℃/1℃)

風邪が治ったので、出社。
治ったとはいっても、気管支炎は残ってしまって、一日ずっと咳をしていた。気管支喘息を過去に何回も起こした身としては、咳はかなり恐怖。
咳が始まると止まらないので、一発目をやり過ごすために深い深呼吸をしていたら本気で会社の人に心配された。

早めに仕事から帰ってきて、「第5回 毎月短歌」の選評の発表を19時に行った。
およそ500首もの作品の中から、3部門・2首ずつを選ばせていただいた。
選評は以下のnoteに掲載しているので、ぜひご参加されなかった方も、作品の鑑賞を通して楽しんでいただけたら嬉しいです。

クリスマスに発表すると決めたのは、単純に喜んでほしいなと思ったからです。やっぱり、歌が選ばれるってすごく嬉しいことだし、記憶に残ることだと、少なくとも自分はそう思っているので、作品をクリスマスカードの画像にしてみた。
クリスマスのプレゼントみたいに感じてくれたらなぁ、という思いでした。

12.26 TUE(13℃/2℃)

風邪が治ったので久々にいつもの店へ。
その前に、奥さんにマグを買いたくて寄り道。
当初は無印良品のポリプロピレンふた付きマグを買おうとしていた。
これは自分が会社で使っていて便利なので、奥さんにもどうかと訊いたら反応が良かったので、同じものをあげようと思っていたのだけど、お店になかった。
仕方ないので同じ駅ビルの中に入っているLOFTを見に行ったら、良いのがあった!
サーモスのベージュ色のマグ。なんか、こう、陶器のマグっぽい色だけど、樹脂だからマットで触り心地が冷たくない。しかも中がステンレスでふたもついているので保温・保冷もばっちりという。
これだー!と思って手に持って店内を回っていたら、奥さんの好きそうなシールも見つけたのでそれも買った。

ちょろっと本屋に寄ったら、青木海青子さんの『不完全な司書』(晶文社)という本が平台に置かれていた。気になって手に取ってみると、ルチャ・リブロという私設図書館をされている方だった。
最初はルチャ・リブロについてピンとこなかったのだけれど、なんとなく既視感があってその本の前から離れられなくなった。
あとから、夏ごろに話題になっていた『つくる人になるために 若き建築家と思想家の往復書簡』(灯光舎)の共著者のひとり青木真岳さんのところだと思いだした。
ちなみにこの『つくる人に~』の装丁は「塔」の装丁をしてくださっている野田和浩さんによるもので、書簡のようなデザインが素敵な本。今年訪れた素敵な本屋たちでは軒並み面展(メンテン)にされていた。
ちなみに面展とは、僕が昔働いていたとある書店で使われていた言葉で、「書籍を棚に表紙が見えるように陳列すること」です。話題作とか、推したい本とか。

『不完全な司書』は買いました!

マグとシールと本を買っていつもの店に着くと、まだ開店前だった。
ちょっと待つつもりでもう一軒のなじみの店に行ったら、顔なじみにつかまってしまった。
会って顔があった瞬間に自分のことだけ話してくるので毎回辟易するのだけれど、まぁまぁなんとなくこちらの話も無理やり聞かせた。笑
そんなことをしていたら、奥さんからLINEで写真が送られてきた。行こうと思っていた店のカウンターだった。来ないと言っていたのに。
急いでその店と常連に手を振って外に出て向かった。
袋麺好きの女将さんのためにスーパーで中華三昧を3つ、クリスマスカラーのパッケージのを選んで買って行ったのを渡してから、奥さんにマグとシールを。喜んでいてよかった。

12.27 WED(13℃/4℃)

仕事中に、ラジオからフォレスト・ガンプのRunning on emptyが流れてきた。
フォレストがアメリカ大陸を右へ左へ行ったり来たり何往復も走っているときに流れていた曲。
夜中に2023年の自選5首をXに投稿した。
夏の歌が多かった。まぁ、1年のほとんどが夏みたいなものでしたからね。

12.28 THU(10℃/5℃)

仕事納め。仕事は午前中までなので、朝からけっこうのほほんとした気分だった。
いつもは8時始業にしているので7時には電車に乗っているところを、今日はのんびりと9時始業ということにした。
そして今年ついに注文の仕方がよく分からない恐怖を克服してドはまりしたサブウェイも、無事に年内最後のスパイシークラブハウス納めをすることができた。

午前中に仕事は終わり、午後からは大掃除。結構汗かくくらい一生懸命に掃除した。普段はそれほどまめに掃除する方でもないのだけど、始めるとスイッチ入っちゃってどこまでもとことんやる。
翌日からの家の大掃除の助走と思って、わりと気合を入れてやったら、そのあとに用意されていた納会のビールが結構おいしかった。

5時過ぎくらいに納会を終えて、地元のいつものお店「T」の忘年会へ。
「いつものお店」が3つあるので、これからは読み返したときに分かるようにアルファベットで書くようにする。
Tで食べて飲んで満足して、いい仕事納めの一日になった。

12.29 FRI(13℃/2℃)

朝から大掃除!
まずはお風呂場。
激落ちくんでありとあらゆるところを擦り、新居かと思うくらいピカピカに磨き上げて、カビキラーを吹き付けて、最高のお風呂場になった。
お風呂場じゃなくて、バスルームと呼びたいほどに。
奥さんは同時進行で部屋の隅々までくまなく掃除をしてくれた。
残りはレンジフードのみ。

夜はいつものお店「S」へ。
ちなみにいつものお店は、「S」「B」「T」とある。それぞれ味のあるいいお店。たまに行くお店を入れると多くなるので、それは徐々に。
足に人工股関節を入れる大手術をしたのに、入院からたった9日で退院してきたマスターの驚異的な回復力に度肝を抜かれつつ、無事の退院をお祝いした。

12.30 SAT(14℃/4℃)

奥さんのおばあちゃんのお墓参りへ。
奥さんはそのおばあちゃんのことが大好きだった。
自分が晴れ女なのはこのおばあちゃんの力だといつも言っている。たしかにまじで本当に奥さんはかなり強い晴れ女だ。
晴れ女の人って、農耕の神様がついていることが多いそうで、たしかに奥さんの産土様はお稲荷さんのようなので、僕はまじで奥さんの晴れ女を信じている。
奥さんが出かけようとすると雨がやんだり、一日降っているような日でも、なぜか雨に降られずに外を移動できたりする。
会社での仕事中、あ、雨が止んだなというとき、奥さんに連絡してみると、出かけていて外にいるということが何度もあった。どこかに入った、電車に乗った、家に着いた、と屋内に入った連絡が来ると、不思議とまた雨が降り出している。
いつも奥さんの上の雲を晴らしてくれているおばあちゃんに僕からもお礼を言うことができてよかった。

ちなみに夜は、いつものお店「B」へ。よいお年を、となった。

12.31 SUN(12℃/6℃)

朝から雨。連日の天気が嘘のよう。
さて、でも今日はレンジフードの掃除を。
昨年末はコロナで夫婦して倒れていたので大掃除をやらなかった。
2年分の汚れがレンジフードに詰まっているはずだ。やばい。
まぁ、ファンのタイプの換気扇ではないので、それに比べたら楽だろうけれど、割と気合を入れないといけない。
なので朝からご飯を炊いた。これから朝ご飯を食べるところ。今、朝の8時半。

今年はテレビを買い替えたので、古いテレビを電気屋さんに持って行って回収してもらうつもりなのだが、雨。午後には止むだろうか。
回収してもらったら、なるべく人込みを避けつつ駅ビルで、正月にそれぞれの実家に持っていくお土産を買う。
余裕があれば服も見たいが、まぁそこまで体力は持たないだろう。

帰ったらたぶんお酒を飲み始めて、ちょっと何かつまみながらテレビでも流しておいて、きっと僕は短歌のことをまた少し進めるだろう。

1月末締め切りの賞に応募するための連作は、一応数はそろった。年内にはそうしておきたいと思っていたので、何とか達成できてよかった。1月にどれだけの時間を使えるか、もう1月末を迎えて投函を終えたときには倒れるくらい、頑張ろうと思います。

夜はいつものお店「S」へ年越しそばをもらいに。
年越しはそこでいつもの面々と。
本当に、周りに人がいてくれて嬉しい。
ひとりになりたいときもあるけれど、安心して自ら進んで一人になれるのは、そうじゃないときを多くの人が支えてくれていることを、きちんと実感できているからだと思う。

今年も多くの歌友に出会ったり再開できたりして嬉しかった。
来年もどうぞまたよろしくお願いします。
僕は来年は3冊目の私家版歌集と翌日歌会を育てていこうと思います。
5月の文フリ東京、抽選対象なんだよな。漏れないといいけど、漏れたら、歌集どうやって売ろうかな。
歌友たちや、このnoteを読んでくれている人、SNSでしか知らないけれど、文章を書いたり物を作ったりすることで心がつながっているすべての人の今日が、そして来年が、素晴らしいものでありますように。

今週のアルバム

風邪っぴき明けの生ビールうまし。きれいな泡や。
かわいすぎるシール。奥さんは、こういうのが好き。
たこウィン。大漁です。
#2023年の自選五首
サブウェイ納め。納めたからには始めなきゃいけないので、仕事始めより先に始めるつもり
「T」での忘年会。名前の書かれたコップが用意されていた。
ありもので急に朝からカレーを作った
いい建造物だ
いい建造物だ
いい鳥だ
ハンバーガー納めしました。納めたからには始めないと……
トリッパ入りチリコンカン。うますぎ。

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