日々の断片－2023年12月4日～2023年12月10日

日々の断片を拾う。

2023年12月4日（月）晴れ

ゴルトベルク変奏曲を聴いていた。音楽理論を学びたい。

2023年12月5日（火）雨

雨。雨が降るとこの文章を思い出す。

わたしは双極性障害で、もう15年以上服薬しているのだが、ときどき薬を飲むのが心底嫌になる。実は数日前からそうで、医師にも相談せず勝手に断薬していたのだが、ずっとうっすらしんどくて気を抜くとｷｼ⭐︎ﾈﾝﾘｮくんが側にいて、さすがに耐えきれず服薬を再開した。元気に見えるだろうけれど、見えないところで激しく苦しかった。観念した。わたしが20歳のときにオープンダイアローグに出会っていれば……と後悔する。

わたしが服薬を拒む理由は、なんだかんだ自分の外見だと思う。他人がどう思うかではなく、わたしにはわたしのベストな体重・体型というものがあり、それが服薬をしているとなかなか叶えられないのがつらい。わたしは自分が魅力的だということを知っている。しかし他者にそれが伝わるかどうかはまた別のことで、わたしの魅力がベストな体重・体型においてようやく他者に伝わることを経験として知っている。

畑にかんする連載エッセイ「土に呼ばれて」、今月も公開。冬の畑の表情、「zine it ! 」への出店を通して感じた、畑を通して人と作物や言葉を交わす心地よさなどについて書いている。

22　魂が喜んだ — 閒-あわい-

2023年12月6日（水）晴れ

stand.fmをはじめた。

stand.fm

石牟礼道子が読みたい、と思いながら眠る。

2023年12月7日（木）大雪、晴れ

とりたてて書くほどのこともなし。

2023年12月8日（金）晴れ

気がつくと約2カ月、ヨガに行っていなかった。いつもレッスンが始まる前に先生が15種類くらいのアロマを出してくださり、どれも嗅いでその日の気分の香りを見つけ出して身につける。今日はゼラニウムを選んだ。いつもは臭いとすら感じるのに。日によって好きな香りが香るのは不思議で、とてもいい。stand.fmでもそんな話をした。

2023年12月9日（土）曇り

冷え込んだので、ようやく灯油を買ってきた。

わたしはいついかなるときも大切な人を大切にしそびれているような気がする。

もにょり、どもりを糧に生きているところがあるというか、もにょる、どもるということは、世界の現実とわたしの理想とする世界とに齟齬があるということで、つまり問いが立つということであり、そこには書くべきこと語るべきことがある。

「書けない」理由の一つは「喋りはじめた」からだと思う。これまでわたしは「書く」ことで考えてきた。でも少しずつ「喋りながら考える」術を身につけはじめた。「書きながら考える」と、「喋りながら考えたものを構成して書く」のは非なるものだ。

2023年12月10日（日）晴れ

とりたてて書くほどのこともなし。