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図解!原価計算基準九【原価の費目別計算】
原価計算基準。制定以来、実に60年以上経った今でも、一語たりとも加筆修正されていません。 聖書が古くならないように、全47あります原価計算基準も、時代遅れの産物ではないと考えています。
で、このnote。通常は「読み物」として発信されますが、以前より「調べ物」として創作してみたいとも考えていました。原価計算基準を「一つのnote記事に一つの基準」で楽しくイラスト図解。不定期で順不同の発信となりますが、全47基準が完成した時には「試験勉強や実務のお供」として使っていただければ嬉しいです。
基準九より『第二節 原価の費目別計算』の説明になります。
原価の費目別計算とは、一定期間における原価要素を費目別に分類測定する手続をいい、財務会計における費用計算であると同時に、原価計算における第一次の計算段階である。
原価計算は下図①のように、費目別計算(Step.1)、部門別計算(Step.2)、製品別計算(Step.3)の3ステップで構成されています。
![](https://assets.st-note.com/img/1686380024295-VWv5A8N7k8.png?width=800)
ちなみに注意すべき点は、「基準」は製造原価だけではなく、販売費および一般管理費も対象としていることです。ただし上図①でも割愛しています通り、主として販売費および一般管理費を除いた製造原価について説明しています。そこで下図②をご覧ください。
![](https://assets.st-note.com/img/1686380513702-FfQBP35mZj.png?width=800)
費目別計算は、上図②のとおり、原単位を貨幣価値に置き換えた原価要素を、費目別に分類測定する手続きで、上図①のとおり、原価計算の最初のステップになります。
<以上となります。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。>
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