学びが向こうからやってきた

21日の春分の日から朝の瞑想会を始めました。
会を始める前も、朝はひとりで身体を動かし、瞑想の時間をとっていたのだけど、ひとりでするのと時間を決めて誰かと共にするのとでは全く違う気持ち良さを味わっています。

小さな「はじまり」と「終わり」が気持ち良い

ひとりの時はその日のコンディションによって、
アーサナや瞑想につかう時間が短かったり、長かったり。
そんな風に気ままにできるのが良いなと思っていたけどね。

この数日は5:40までには自分のコンディションを整えて、5:50から瞑想のガイドをスタート。
6:00ちょうどに「ありがとうございました」と区切りをつける。
さらに向かい側のお寺から聞こえる朝6:00のご~んという鐘の音と同時に「ありがとうございました」を言えた時には最高に気持ちが良い。

そして、坐を解いて立ち上がり「さっ、一日の始まりだわ」と切り替えられるのがなんとも爽快。

何も求めない

瞑想会の前に発声練習も兼ねてマントラを唱えています。
Omと惑星のマントラ。
惑星のマントラはJyotishのバースチャートのラグナの支配星と今のダシャーに該当する惑星とそれらに関係する惑星のマントラを。

Jyotishを学び始めた頃は精神的にとても辛い時期を過ごしていて、マントラは「あらゆる障害から守られる」というような意味もあることから、救われたい一心で唱えていたのね。
今思い出しても、けっこう必死になって唱えていたと思う。苦笑
必死に何かを得たくて仕方なくて、すがりたいような気持ちで唱えていたあの頃は重たいものをまとっていたようにも思う。

今は同じマントラでもあの頃とは全く違って
心身ともにリラックスしきっているし(声出しくらいの気持ちだからね)
何かを得ようとかそういうものは全くなくて、ただマントラを声に出して唱えているだけなんだけれど、不思議と体にはすんなり染み入っているのを振り返った時に気づきました。

ヴェーダが云ふ”行為の果実を期待せずに行う”ことの尊さをようやく体験をともない学べたような感覚です。

勇気を出して踏み出せて良かった。
まずは10日間やりきります!

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