一般人がワクチン接種を前に今一度、ワクチンについて調べてみました

ひら吉です。来週の7/5(月)にモデルナのワクチンを接種することになったので、今、一度調べることにしました。

一般人が調べてみた情報なので、細かい間違えはご容赦ください。大筋は間違っていないと思います。

なお、ある程度、信頼性のある情報源を選んでいるつもりですが、あくまでご参考としてお読みください。

観点としては3つ。

1,従来種への効果
2,変異種への効果
3,副反応
4,副反応が出たら

1,従来種への効果

日本感染症学会より

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「有効率」が効果の目安になります。ファイザー・モデルナはいずれも95%前後と極めて高いので、日本で多くの方が接種するであろうファイザー・モデルナは、従来種に対しては「十分に効果がある」と考えて良さそうです。

なお、有効率の意味は以下の通りです。(こちらも上記日本感染症学会の記事より抜粋)

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つまり簡単に言うと、
 ワクチンなしの母集団A人に対して、発症者がM人
 ワクチンありの母集団A人に対して、発症者がM/10人
の場合、発症者が1/10になったので、有効率は90%である(=90%のコロナ発症抑制効果がある)と言う意味合いになるそうです。

2,変異種への効果

記事をいろいろ調べてみても、まだデータが足りていないのか、わりとしっかりとまとまった情報が出てきません。

また、比較指標が異なるためどのワクチンが良いというのは比較し難いのが実状のようです。

ただ、いずれにしてもファイザー・モデルナについては、「一定の効果はある」ように見えるので、接種をした方が、変異種に対しても発症抑制効果があると言えると考えられます。

なお、日本で主に報道される変異種はこんなところです。実際にはもっと多くの変異種があるそうです。
 アルファ:イギリス
 ベータ:南アフリカ
 ガンマ:ブラジル
 デルタ:インド ★今、拡大しないか注視されているもの

まぁ変異種が山のように出てくるのは、下記の通り「2週間に1回変異が起こっているから」なので当たり前と言えば当たり前ですよね…。(こちらも上記の日本感染症学会の記事より抜粋)

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つまり「ACE2の結合部位近くのアミノ酸配列が(運悪く)変異」すると「効果が低減する」ようです。

以下ではモデルナ・ファイザーのワクチンの変異種への効果に関する記事の一例です。ご参考まで。

①モデルナ

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210701/k10013112921000.html
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/vaccine/qa/detail/qa_07.html#mokuji0

NHKの記事を参照すると、

・中和抗体= 要はこれがワクチンの効果、これを従来株で1とすると
 ・アルファ(イギリス):1(効果薄れず)
 ・ベータ(アフリカ):1/6
 ・デルタ株(インド):1/2
 ・ガンマ株(ブラジル):1/3
と書かれています。

⇒ デルタ・ガンマについては、減少幅としては大きくないとは書いてある。もちろん減っているので、効果は薄れるだろうが、それでもデルタ・ガンマに対するある程度の効果はあるということだろうか?ただ被験者8名とか書かれていたりもするので、統計的な信頼性について疑問は残ります。

②ファイザー

https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/vaccine/qa/detail/qa_07.html#mokuji0

・イスラエルの研究
 アルファ:発症防止効果94%、感染予防効果92%
・南アフリカ(ベータ株)での治験
 800人中9人が発症⇒9人は偽薬=プラセボ投与の人、発症予防効果は100%

⇒ そんなわけでぱっと見は効果がありそうに見えます。でもこちらも統計的に十分な被験者がいるかというと、そうとも言い難いと思います。

ただ一定の効果はありそうには見えるので、接種した方が無難だとは思います。

なお統計的な十分量としては、地球人口が2021年現在78億人らしいので…どれだけ調べれば十分なんでしょうね(笑)

2021年の地球人口について

統計的な十分量について

私も統計学はあまり得意ではない(難しい…)のでサンプル数の妥当性(十分量)の判断ができない…。ちょっと明日は統計学のサンプル数について調べてみようかな…。

3,副反応

山中先生のページがとても分かりやすかった。

https://www.covid19-yamanaka.com/cont11/56.html

当たり前ですが
・大勢が亡くなるワクチンは最初から認可されるわけもないため、その点は安心
・ただ、副反応はかなり高い確率で起こる
・なお、最近話題(?)の心筋炎は、そもそも発症率が極めて低い、しかも気づいたらすぐに治療すれば急速に回復するという点でそこまで不安視する必要はないと考えている(※胸のあたりの異常・苦しがあったらすぐに病院へ、発症者も1000000人(100万)中4人程度(米国 防疫当局))
https://news.yahoo.co.jp/articles/90b4e575e3ffa62cefaff628c424d94762bd1c63

主な副反応は以下の山中先生のページを参照。

https://www.covid19-yamanaka.com/cont11/56.html

多くの副反応は「痛み」「発熱」辺りが起こり、接種当日~翌日に起こることが多い、1~2日程度で症状は治まるようです。

後は、若干、モデルナの方がファイザーよりも副反応が起こりやすい。

加えて、モデルナについては、1週間後に遅れて皮膚反応が発生するケースが100人に1人以下の確率で発生することもあるそうです。(※治療として、抗ヒスタミン薬、抗生剤やステロイドが投与されたこともあるそうです。)

4、副反応が出たら

いろいろな症状がありますが、一番よくある「発熱、頭痛、倦怠感などの全身性副反応」について。

こちらも山中先生のサイトにありました。基本は、市販の鎮痛剤で良いみたいですね。

元々はアセトアミノフェン系が良いとされていたみたいですが、今は、イブプロフェンやアスピリンなどの非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)も良いそうです。

上記山中先生のページより抜粋。

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ぱっと見、アセトアミノフェンが推奨されているように見えてしまいますが、一番下の行の通り、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)でも良いそうです。(※厚生労働省、アメリカのCDC(アメリカ疾病対策センター)でOKと言っているそうです。)

ただ「妊娠時はアセトアミノフェン」が良いそうです。ここだけ注意ですね。


これらはいずれにしても数日で回復するので

・数日で回復しないなら病院へ相談
・(かなり確率は低いが)胸が痛い場合は病院へ相談

ですかね。

まとめ

・従来種・変異種ともに、コロナへの一定の効果が見込めるため、ワクチン接種した方が発症しにくくなると言える

・また、副反応については、重篤な症状が起こる可能性はかなり低いため、安心して接種して良いと考えられる

というのが私の所感です。あくまで私の所感です。不安でしたら、各自で調べてみることをお勧めします。いくらでもインターネットにデータはあるので…。


そんなわけで、7/5(月)のお昼に、ワクチン接種してきたいと思います~!

ワクチン接種レポートはまた後日。

ひら吉でした。

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