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短編の話してる日記 -1-

どうもこんにちは、それかこんばんは
トサカです。

Twitterがバタバタ倒れる音がしはじめてから、気軽に他愛のないことが書ける別の場所を確保する必要を感じて、とりあえず一回目の日記を書いてみることにしました。

noteでも何かを書くことが多少は習慣付けばいいなと思います...。

日記とありますが不定期だし、文字を書くリハビリのような気持ちです。
(最初のうちはタメ口と敬語の割合というか、視点がまだ安定しないと思います...。)

何かをインターネットに公開する...という習慣を創作活動意外にあまり持ったことがないので、なにをどう書けばいいのやら...

しかもまとまった文章となると、うまいことまとめようと良い感じの落とし所を探してしまって、他愛のないことが書けなくなる感じがしたり...などと色々と悩み中です。

けど、書いてみるに越したことはありませんね...書くうちに慣れていくことでしょう✍️

(そういえばnoteにも、”記事“とまではいかない少量の文章でも投稿できる“呟き”の機能がありましたね。そっちを使ってみるのもいいかもしれないです。)

とりあえず...創作の話がしやすいから、執筆が止まってる短編作品たちについて話してみようかな...

どれもネームに落とし込んでる最中で、どれの続きを描こうか迷ってるところだったし...一回書き出してみるのは良い整理になるかもしれない。

今回話すこと、短編について

執筆途中の短編は主に3作品ほどあります。

『蛇ボンネット』
『蛸足』
『眠れない人』

の計3つです。


そういえば...たぶん私がいう「短編」は、日本語圏で多く読まれてる漫画とはちょっと定義が違うかもしれません。

日本の漫画だと「短編」は「30〜50ページくらいの完結したお話」が多いですが

自分が作ろうとしてる「短編」は「90〜120分くらいの一本の映画」みたいな感じがしていて、映画を漫画のようなものに置き換えている感覚なので、ページ数に定義を置かずに描いています。

強いていうと自創作においての「短編」の条件は「一冊の本に収まるといいな...」くらいです。

(「短編」が「一本の映画」とするなら、1話、2話、3話...と続くような「長編」は「ドラマシリーズ」みたいな感じです。)

なんか...おのれの感覚と、一般的と思しき認識の間に差異があるみたいだから
タグというか、ジャンルとしてこのままずっと「短編漫画」と呼び続けるのは、自分にとっても読む人にとっても不本意な誤解を招きそうだし、第一に作品に合わない感じがしたり...

まだ作品が完成してないので、元も子も、名前をつける作品が存在してないから先走った心配だけど、合うような呼び方がいつか見つかったり定着したらいいな...。

(グラフィック・ノヴェルも良い呼び方だよね。定義が新しくて広い感じがする...。)

話がそれました。
とりあえず、今のところは便宜上「短編漫画」「長編漫画」などと自創作を呼ぶことが多いですが、私がいうところの「短編」「長編」はそんな感じなので...ちょっとお見知りおきしてもらえると嬉しいです...🙇


それでは本題に戻って、『蛇ボンネット』『蛸足』『眠れない人』の順でお話していきます。


『蛇ボンネット』

何かの出来事をきっかけにホテルに転がり込んだらしき主人公サミーが、ホテルから出るまでの様子を映したお話。

サミーは髪を伸ばしているのですが、それをメドゥーサに例えることを好む子で
しかしそんな蛇の髪を、ホテルを出るまでに切るかどうかを決めようとしています。

この子にとって、それは今後を決める大きな決断のようです。

主人公の「サミー/サム」
(ゴスなショップ店員さんには
「サマンサ」と名乗る)

メドゥーサの話をしたり、ベッドの下から手が現れたり、ゴスなショップの無表情な店員さんが出てきたりします。それと大きい手をしたホテルの受付け。

不安定な状況にいるサミーにとっては遭遇するモノたち全てが幽霊のように感じるかもしれません。

(幽霊というか、今にも襲いかかってくるかもしれない正体不明の存在みたいな...)

ゴスなショップの店員さん
「パム/パメラ」


『蛇ボンネット』は2021年あたりに現れはじめた創作で、他の自創作と比べるととても若いです。あまり熟成させないで、はよ描きあげたいところです...。

けどこのお話のモデルには自分の周囲で起きた出来事があって(そして、その出来事の波は自分のところまで届いて揺らがしてきた)
早く描きたいけど、いざ描き始めたらストレス値が高いと予想できます。

けど店員パメラとサミーの会話とか、自分も好きだと思えそうな交流もあって...それは描くのが本当に楽しみです。

ホテルの個室内にあるサミーの秘密の空間を描くのが難しそうです。自分の秘密の空間にいるときのサミーは、本当にメドゥーサかもしれない。

パメラと、そのガールフレンドのアレクサ


本編作中でもちょっと登場する予定ですが、パメラさんにはガールフレンドがいたりします。

可愛いし喜ばしく描けた絵なので、載せておきます.....🥂💥


『蛸足』

(↑前に『蛸足』のまとめ記事を作っていました。よければどうぞです...。)

海と山が近い南国のような土地を舞台にした作品。

海の生き物の声が聞こえ、舟と舟がぶつかる音が笑い声や怒鳴り声に聞こえ、砂浜に顔が見え、時には夜の海にいなくなってしまう...
「海に親しく産まれた」と言われている主人公リタが、盲目の魔女や、海の魔女に出会うお話です。

立っている方が主人公「リタ」
座ってる方がリタの幼馴染み「クアン」

この世界の「魔女」は西洋で読まれている魔女とは文脈に違いがある存在たちで
民間療法の医者のような役割を持ち、「マンククーラム」と発音されます。

リタの街にいる魔女(通称:街魔女)や
街の向こう岸にいる海の魔女(シホク)も医者のような存在として民間人と関わっています。

海との繋がりを断つために、リタも母に連れられて街魔女に診てもらっていました。

顔にケロイドがある方が「海の魔女/シホク」
サングラスの方が「街魔女/シシー」

魔女の仕事は、怪我や病を治したりなど癒すことに始まり、人を呪う依頼なども受けたり両端に渡ります。

それと魔女(マンククーラム)には、女性が多いけど、女性じゃない場合もあるみたいです。


山に住まう共同体があり、これを「山の人」「山に住まう者」「山の魔女」などと表記します。

この世界での「伝統的な魔女」は山に住まう共同体に、何らかの形で属していたり関わったりした者たちで

街魔女やシホクも、一応そこと関わりのある魔女のようです。
(いうなればある意味で「正式な魔女」ということです)

リタは街魔女のことを「ヤブ医者」と評価しているのですが
街魔女が厄介ごとを引き起こすことを好み、気まぐれに知識や知恵を正しく使ったり使わなかったりができるくらいの力はあるし、「伝統的な魔女」たちに認められる鍛錬は受けてきた人物のようです。


南国のような土地が舞台、と描きましたがこれは私の母方の故郷であるフィリピンをモデルにしています。

実際のフィリピン...というかは、幼い頃に母から聞いた色々な逸話や物語の中で感じてきた“フィリピン”の方が正確かもしれません。

今年の10月に、1ヶ月ほど帰郷する予定なので...8〜9年ぶりにフィリピンで過ごしてみてから描いた方がいい気もしています。


『眠れない人』

(↑『眠れない人』もまとめを作っていたのでURLを載せておきます。)

「外に出ちゃいけない」と自分に言い聞かせ、部屋から出てこず、なにやらずっと眠れないらしい主人公

ある日、かれは何かを思い出しそうになったところ、マットレスの裂け目を発見。
綿を引き抜いて捨てていくと、綿は羊に姿を変えはじめ.....

というお話です。

悪夢巡り的な、黒インクに一貫性が溶けてしまったロールシャッハテストみたいな作品になったらいいな...と思っています。

本編には、自己意思を発する人らしき存在が主人公以外に出てこないため(主人公も自己意思を発することができてるのか怪しいし、かれが人間かどうか、無人の中で誰が確証を持てるのでしょうか)

主人公であるかれを呼ぶ人もいないし、かれ自身が誰かに向かって名乗る機会もないので、かれの名前は明らかになりません

しかし便宜上、愛着を込めて「おやすみ君」と主人公を呼んでいます。

老人にも少年にも見える「おやすみ君」

羊、影のような猫、牙のある犬、鳥も出てきます。あと夜空と黒い影も。

影のような猫のことは「真っ黒さん」と呼んでいますが、おやすみ君は猫の名前を呼ばないし、猫は名乗らないので、こちらも名前が不明です。

目が万華鏡のような「真っ黒さん」

本当に猫なのか、そもそも存在するのかもわからないけど、おやすみ君は真っ黒さんのあたたかい毛皮に手を伸ばすし、2人(1人と1匹?)はおしゃべりを続けます。


『眠れない人』は2014年頃からいるキャラクタで、2019年あたりから今のソバカスだらけの姿が見えるようになりました。

時間をかけていろんな要素を吸収していってる創作な気がします...。

これもいい加減に完成させたい創作です。
最初のエピソードだけネームをきることができたけど、それだけですでに60ページを越えていて、続きのエピソードも長くなりそう...。

(長くなる必要があるなら長くなって全然いいんですが、実質的な手順や作業量を考えるとやっぱりちょっとンー🫠🥴😶‍🌫️って顔になっちゃいます。やりますけども、好きでやってることだから...!)

(反復行動みたいな蓄積していく作業も、夢を繰り返し見るサイクルみたいで、『眠れない人』に合う気もしています...。)

ンー🫠になってしまいますが、『眠れない人』は、エドワード・ゴーリーの作品、ヤン・シュヴァンク・マイエルの『Alice』...だったり、自分が好きな作品の、好きの気持ちを忍ばせて執筆することができたり、色々と実験的なことを試せそうな創作なので、そういった点は描くのが本当に楽しそうではあります。

どれの続きを書こうか

うーん...『蛇ボンネット』『蛸足』『眠れない人』の話をしてみたところ

・『蛇ボンネット』は熟成させないで早く描き終えたい。描くのが楽しみなところもめっちゃあるけど、ストレス値がどこかしら高い。

・『蛸足』はモデルであるフィリピンで久々に過ごして、日本に帰国してから描いた方がよさそう。

・『眠れない人』は2014年からある創作でそれもまた早く完成させたい要素、けど長くてずっしりしてそうだし続きを始めたら大変になる。けど描くのが楽しそうな部分も多い。

....消去法で選びますと、『蛇ボンネット』か『眠れない人』のどちらか、あるいは交互にでも着手しようかなと思います...。


こちらからは以上です。


今回は初書きだったしで力が入ってしまい、描き始めたのが昨晩の夜で、現在は次の日の夕方です。
書き終わるのに全然2日くらいを費やしてしまったけど、いつもこんな文章量ではないと思うし、もっとサッと気軽に書けるようにしていきたいですね...🏄


それではまた次で会いましょう...。
私はこれから『TOVE/トーベ』を観直します。

/戸冠

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