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SNSの誹謗中傷についてドラマ『まだ結婚できない男』を見て思ったこと。

嘘か本当か
弁護士業界がSNSの誹謗中傷に対する訴訟ニーズがプチバブル化!
被害者側からの相談爆増かと思いきや
加害者側からの「これだいじょうぶ?」相談が爆増だそうです。

数日前からTwitterのタイムラインでお見かけするtweet。

ひらの事務所もちんまりSNSを活用したり、楽しんだりしていますが、
過去に見たテレビを思い出して本日のnote。

SNSでの拡散危険性や誹謗中傷を題材にしてたシーンを
ドラマで見たもので記憶に残っているのは次の3つのドラマ。
菅田将暉さんの『3年A組』
米倉涼子さんの『リーガルV〜元弁護士・小鳥遊翔子〜』
阿部寛さんの『まだ結婚できない男』

この自粛期間にAmazonプライムで見て記憶が新しいので阿部寛さんの『まだ結婚できない男』について書きます。

テレビ放送は2019年10月から12月だったそうですが、当方が見たのはつい先日2020年GWです。

主人公は一級建築士の桑野(阿部寛さん) 
弁護士の吉山先生(吉田羊さん)

主人公の桑野はエゴサをしています。

エゴサ(エゴサーチ)とは自分で自分の名前を検索すること

すると、自分のことを誹謗中傷をしている
『やっくんのブログ』というブログを見つけてしまいます。
なんとエゴサしたときの検索順位では
『やっくんのブログ』は8位だそうです。

ブログに書かれていたことは
・時流に乗るのがうまい三流建築家
・新国立競技場のコンペで落選、センスのないデザイン
・(バリアフリーデザインを)老人を食いものにすしていて卑劣極まりない

イラつく桑野に 同僚である塚本高史 は 
「(そんなにイライラするなら)エゴサしなければいいのに」と言います。

桑野は 
自分の名前を自分で検索することは現代人の義務だと 言うのでした。

SNSをやっていると「嫌なら見なければいい」とい書き込みをよく見ます。

これは本当にそう。

いわゆるクソリプと呼ばれるリプライをされても
嫌なら見なければいいのです。

一度、標的になると延々と攻撃と感じるようなリプライが続く。
これで精神的に追い込まれるくらいなら
嫌なら見なければいい
嫌ならやめればいい
でもそうしきれない。

匿名だからと言って好き勝手批判のようなことを書いてもよいのかどうか。

桑野は誠実対応と書いてあった
近所の弁護士事務所へ相談に行きます。
相談30分5,000円の吉山事務所です。

『やっくんのブログ』に書かれていたことは
・時流に乗るのがうまい三流建築家
・新国立競技場のコンペで落選、センスのないデザイン
・(バリアフリーデザインを)老人を食いものにする卑劣極まりない

コンペに落選したことは「事実」であるし、
老人を食いものにしているというものも誹謗中傷にはあたらない。
言論の自由なのだから と吉山弁護士は回答する。

続けて

プロバイダへの開示請求
相手を特定して
損害賠償請求をする 方法を説明する。

プロバイダは簡単に開示請求に応じないために裁判になる
裁判になれば費用も時間もかかる。

この程度のブログの内容ならば放置してはどうかと 
桑野を説得する。

が、桑野は 金は払うから「(できる法的措置を)やってくれ」と
吉山先生に依頼をします。

ここまでが1話。

ここらへんの
プロバイダへの開示請求、相手特定、損害賠償の弁護士費用は
どうやら20万円から30万円らしいです。
「誹謗中傷案件、無料で相談に乗ります」という弁護士tweetを
お見かけしましたので、Twitterで探すのも手かもしれません。

ドラマに戻ります。

吉山弁護士に依頼して安心していましたが、

2話以降でも
エゴサして『やっくんのブログ』を見ては、
検索順位がだんだん上がっていることにいらつく桑野。
しかもブログはリニューアルまでされている。

周囲の自分とソリが合わない仕事仲間の大工さんに
「おまえがやっくんか?」と疑心暗鬼になってしまう。
ただ、名前が薬丸というだけのジム仲間まで『やっくん』かと思い詰めていく始末。

桑野がやっくんのブログを嫌だという気持ちが
被害妄想を大きくしてしまいます。

ドラマなので面白おかしく制作されていますが、
自分に起こったら、わかる気がする。

とうとう(ドラマでは6話か7話でしたけど)
『やっくんのブログ』の検索順位が2位になっている。

エゴサをして『やっくんのブログ』が1位になるなんて
絶対に絶対に許せない。

焦って吉山先生に「いい加減になんとかしてほしい」と悪態をつきに行く。

吉山先生は訴状審査に時間がかかっているのではないか
裁判所は忙しいからと桑野をなだめる。

桑野は待て待て言って、
ただほったらかしにされているとしか思えないと怒る。

GWにここの場面を見て、助成金の詳細が変更になるなるって言ってならないじゃん!と厚生労働省をおもっていた自分の姿がのっかりました。

後日、吉山先生の対応にて『やっくん』の本名がようやくわかります。
もちろん、疑心暗鬼になって疑ってかかっていたジム仲間の薬丸さんではありませんでした。

プロバイダから「氏名を開示します」と連絡を受けたやっくん本人が
弁護士事務所に連絡をしてやってきました。
対面する吉山先生とやっくん。
吉山先生の後ろにいる桑野。
桑野とは面識がないやっくん。

やっくん役はお笑い芸人三四郎の小宮じゃない方のひと。
あ!これも「じゃない方芸人」の誹謗中傷にあたるかもしれないので検索する。
お笑いコンビ三四郎の相田さんでした。

やっくんは 桑野に憧れて建築家を志すも、大学受験を失敗し、ブラック企業に就職する。残業代未払いで時給換算したら時給350円だった、やっとできた彼女に浮気され、その浮気相手が桑野と同じ名前の「シンスケ」だったと愚痴り、桑野さえいなければと憎く思っていたことを打ち明ける。

結局は嫉妬。成功しているように感じる人への嫉妬。
あくまでこのドラマの中の話。

結果、やっくんに
「二度とブログを書かない」という内容の『誓約書』を書かせて、
桑野の『やっくんのブログ』問題は終了となりました。

脱線ですが、その回だったか、
吉山先生とカフェ店主の稲森いずみさんがラーメン屋での食事シーンで
ちあきなおみの喝采が割と大きな音量でかかっていたシーンがウケました。
このウケる感覚が同じような人いないかな、なんて思っています。笑


テレビドラマなので誹謗中傷のエグさはそれほどではないですが、

粘着アカウントにずっとディスられ続けてる。
仕事場の電話番号やメールアドレスを勝手に業者に登録されて
仕事場へのFAXが延々と来て仕事にならない。
などと業務妨害にあたる被害を受けているというお話しを
聞いたことがあります。

仕事ができなくさせる業務妨害は
3年以下の懲役、50万円以下の罰金です。

数日前の悲しいニュースではたと思い出して書いてみたエンタメブログ。
今、悩まれている方には
桑野のように吉山先生を探す行動をしてほしいと切に願います。

法テラス https://www.houterasu.or.jp/
弁護士会無料相談 https://www.horitsu-sodan.jp/

社労士事務所としてはやっくんが働くブラック企業へ
働き方改革コンサルをさせてもらいたいと思ったりしてます。


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社労士/給与計算/スタートアップ/労務管理/就業規則/雇用契約書/医療経営士/アンガーマネジメントファシリテーター/専門職成年後見人/伊勢志摩出身/プロ野球好き(阪神、西武、楽天、NEW!ロッテ)/競馬好き(横山典)/山歩き/働く母歴21年/中国古典・易経学び中

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