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役に立たないDTMの話。リバーブ編

先日ゲームに使用するBGMを作ったんですが、使うのが久しぶりすぎて色々忘れてしまっており、重要なリバーブの使い方も忘れてしまっていたので備忘録としてやり方を残そうかと。

今回使ったのはこちら。

wavesのtrue verb。
すごく自然な響きが得られて、オーケストラとかに向いていると思いますね。知らんけど。

僕はキューベースを使っていて、よくオーケストラ向けの音源を使って曲作ってるのでそのつもりで説明します。

まずはFXチャンネルでtrue verbを4つ立ち上げます。

は?そんなにいらんだろ。とか思うかもですが、これは曲がオーケストラであることと、このリバーブプラグインの特徴のためです。

このトラックにそれぞれ、
Close
Mid
Tail
Far
と名前をつけます。

Close Mid Tailはアーリーリフレクション(初期反響)以外は切っておきます。

黄色のやつだけ使います。赤と青は切っておきます。

アーリーリフレクションは初期反響といって楽器の距離感を感じさせる物で、ここのつまみはそのままで、distanceというところで操作します。↓

ここの値をいじって、Closeは最も手前、Tailは最も遠く、Midはその中間といった感じにします。

続いてFarは、リバーブのみを使います。↓

赤と黄色は切っときます。

リバーブその名の通りで、部屋のサイズを決定づけます。
room sizeで調整します。

この時、room sizeがtailより小さくなるとあり得ないリバーブを作り出すかもなので…場合によってはありなのかも。

したらば、close mid tailのアウトプットをFarに送ります。

あとは各楽器をclose mid tailどれかにセンドしてやって、センドの量をいじったり、アーリーリフレクションをいじってみたりで調整します。

あくまで参考までに僕がよくやる各楽器の位置です。

大体いつもこんな感じでリバーブかけてます。
ゲーム作りながら、あれやこれややりながらなのでそこまで踏み込んだサウンド作りはしませんが、まあ、こんなもんでいいかな程度です。

あくまで自分のための備忘録なのでな!