都内のゲーム系専門学校へ入学した話。~学生編その1~
だいぶ間が空いてしまいましたが専門学校のお話の続きです。
前回のオープンキャパス編から約半年後、日本学院専門学校(以後、工学院)へ入学した後の学生時代の話になります。
※ 厳密には入学初日の前に入学式があったんですが、特に話すようなことがなかったので省略
あくまで備忘記的なものなので、そこまで有益な情報は無いかもですが当時の専門学校の雰囲気が少しでも伝わればと思います。
■入学初日
2005年春、日本学院専門学校(ゲームソフト科)に入学した。
工学院以外の専門学校や大学のオープンキャンパスにも参加して色々と検討したが、設備の良さや就職実績や学校の雰囲気など比較して最終的にこの学校を選んだ。
入学初日、黒いジャケットにオレンジのストライプが入ったシャツを合わせて着て登校したのを覚えてる。
高校まで学校は制服を着ていくのが当たり前だったから、何だか変な感じだった。
そして学校に着いて、改めてキャンパスの広さに驚きつつ自分のクラスの教室に向かった。
大学と違って工学院はクラス制を採用している。
一部の選択授業を除いて基本的にはそのクラスのメンバーと卒業まで一緒に過ごす事になる。
少し緊張しながら教室に入ると既に何人か着席していて、一瞬だが自分に目線が集中した。
陰キャだった自分は逃げるように後ろのほうの席に座って待機……
その後も次々と教室に人が入ってきて段々と集まってくるのだが、、、その、予想はしていたがやはり男性ばかりだった。
自分のクラスで女子はただ一人。
ゲーム系でさらにその中でもプログラミング中心の学科は圧倒的に男性が多いと思います。
あとおとなしい雰囲気の人が多い。いわゆる陽キャみたいな人はあんまりいないです。
で、しばらくして担任の先生がやってきて軽い挨拶のあとにオリエンテーションが始まる。
学校生活についてと今後の流れを説明して一時限目は終わり。
二時限目はクラスみんなで自己紹介。
やっぱりゲーム学科なんで好きなゲームの話をする人が多かった。
当時はスマホゲーも無いし、FPSも国内ではあまり浸透してなくてコンシューマのRPGが人気の時代。
あとPC向けの同人ゲームなんかも流行ってましたね。
なのでFF、テイルズ、東方が好きって言ってる人が多かった。
最初はぎこちなかったクラスの人達も、自己紹介終わったあたりから皆少しずつ打ち解けはじめて、良い空気になってましたね。
その後はすぐ解散だったけど、既に仲良くなって学食で一緒にメシ行こうぜって話してる人達もいた。
同じ趣味を持つ人たちと一緒に学校生活送れるのは純粋に専門学校の良い所というか、楽しい部分の一つだと思います。
ただ同時に、遊び友達が作りやすい環境っていうのは悪い面もあって、友達と遊ぶのが楽しくて勉強が疎かになってしまうリスクもあるんですよね。
この辺りは気を付けたいところ。
まぁ、基本ぼっちの僕にはあんまり関係無かったですけど。。。
■まずは基礎学習から
入学から1~2か月までは基礎学習の授業が多かった。
専門学校は素人からでもプロで通用する技術が身に付くと謳って商売しているので本当に基礎中の基礎から勉強を始める。
自分の学科ではパソコンのキーボードのブラインドタッチの練習とか、そんなレベルからやっていた。
C言語の実習はもちろん「Hello, world!」から。
プログラミング初心者の自分でも少し物足りないと感じるくらい、授業の内容はやさしく、そしてスピードは遅く感じた。
ゲーム開発の実習も「画面上の丸い図形をキーで動かす」程度の単純な内容を課題として1か月くらい掛けてやる。
もっと高度なゲームを早く作りたかった自分はさっさと終わらせて、先生から来月の課題を先に貰ってそれもすぐ終わらせた。
本気でゲーム業界入ろうとしているなら、学校の授業ペースなど気にせず自分からどんどん学習していったほうが良い。
一方で、周りのクラスメイト達の中には自分と同じようにどんどん先に進んでる人も一部いたけど、それ以外のほとんどの人は割とのんびりしてた気がする。
とりあえず学校の授業は受けて、最低限のとこまではやるけどそれ以上はやらない、みたいな。そんな感じに見えた。
よくこの程度の課題で満足出来るな~と、少し不思議に思ったが結局は人それぞれのペースがあるし、あまり気にしなかった。
気にするほどの差では無いと思ったから。この頃までは。
(学生編その2に続く)
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