見出し画像

雑学連想ゲーム#22

前回の続きです。

八重:
大学でスペインについて勉強しとったけど、ウサギについての言及は全くされてねかったけん驚愕の事実じゃったが。
そういえば小学校の漢字ドリルに『取』の由来のコーナーがあったんじゃけど、その時のイラストが原始人がウサギを捕まえて「獲物の数を数えていたからだよ!」って書かれとったけん信じ切っとったんじゃけど、大人になって実はウサギじゃなくて人間の耳を切り取って手柄に数えとったっていう事実を知って脱糞したんよ。その話を思い出す雑学でもあったわ。

前置きが長くなって申し訳ねえな。
『取』が耳を切り取るところから来とるっていう雑学は一般常識じゃけん、日本の由来から連想した雑学をひとつ。
昔は旅をする時に太陽の方向が特に大事で、太陽が登る方角(東)を軸にしようっていうことからOrientに「方向づける」の意味が生まれたんよな。オリエンテーションはそういう意味から来た単語。
それと、東を軸にする所からOrientalに「東洋の」っていう意味が込められる。ちょっと嬉しい由来よな。
ほんで、ここからもう少しだけ派生するんじゃけど、ラブドールを作っとるオリエント工業っていう会社があるじゃろ。
ここの人形を供養する時のサービス名称が『里帰り』で、商品を出荷するときは『嫁入り』って言うんよ。人身売買みが深いでな。

日本の技術の集大成。

涼:
いきなりラブドールの話をされるとは思ってねかったわ。俺は嫁入りしてもらったことも里帰りさせたこともねぇけんよくわからんけど、やっぱりいいもんなんかな?ちょっとだけ興味あるよな。

ラブドールとは似て非なる物じゃけど、日本人形ってあるが。
日本人形、特に市松人形と言えばよく「髪が伸びる」みたいなホラーな噺をよく耳にするよな。ただの怪談かと思いきや、これって実際に伸びとる場合もあるんじゃけど知っとった?
最近は違うけど、昔の人形の髪には本当の人の髪の毛を使用しとったんよ。人間の髪って切ってもしばらくは伸び続けるけん、新鮮な市松人形の髪は本当に伸びるんよ。
ちなみに最近の市松人形ってマジでおしゃれでビックリしたわ。これはもうラブドールと言っても過言じゃねぇかもしれんな。(過言)

八重:
何この和製リカちゃん。笑
オシャレな和服を使っとんのは百歩譲っても、髪の毛を名古屋巻きにしとんのはマジで許せんわ(過言)

髪の毛で一つ思い出したことがあるんじゃけどな。
ツヤツヤな髪の毛を維持させるのに必要なのは、キューティクルの適切な保護なのはご周知の事実。
このキューティクルってラテン語ではクチクラって言われとんじゃけど、クチクラって聞くと理科の授業思い出すよな。そうそう、クチクラ層。
植物の葉っぱの表面の層のことで、蒸散で水分が出ていかんようにするための機能を持つんじゃけど、実は人間の髪の毛と植物の葉っぱに共通した機能&名称が存在するとは…って感じじゃでな。

涼:
朽ち暗そうって変換するとすごい悪口になることに気付いてしまった学生時代を思い出したわ。

理科の授業懐かしいな。俺は大学の時にも一般教養の授業で生物を受講したけど、それももう10年以上前じゃわ。
高校の時に生物で苦戦するのってやっぱり遺伝よな。メンデルに覚えた殺意は今もなお燃え続けとるわ。
まぁそんなことはさておき、人間のDNAとバナナのDNAが50%以上同じって知っとった?
人間は半分バナナらしいんよ。
よく見たらホクロとシュガースポットって似とるもんな。
ちなみにシュガースポットはバナナの黒い斑点のことなんじゃけど、これがあるのは熟した証拠じゃけん甘く美味しいバナナになっとるよ。
そういえば昔バナナみてぇな同級生もおったな…

~続く~

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?