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ビール検定のススメ

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我々が書いている「日本ビール検定」に関する記事に加えて、ビールに関する面白い記事をまとめます。
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2022年9月の記事一覧

【噛んで砕こう】ビアスタイル#2.5「ベルギーの修道院ビール」

どうもこんにちは。 水島ひらいちの八重です。 今秋に向けてビール検定の勉強をしていく中で、外せない項目として挙げられるのが「ビアスタイル」です。 ビール種類のことを示すこちらの言葉ですが、世界のビールは原料・製法・香り付けなどでビアスタイルを分類分けすることができます。 今回は「噛んで砕こう」シリーズもビア化して、勉強と教養のためにビアスタイルを詳しく見ていこうと思います!上記テキストを参考に、少し細く情報も交えて書いてまいります。 前回は上面発酵ビールを紹介したのですが

【ビール雑学】缶ビールを美味しく飲む方法知ってますか

こんにちは。 水島ひらいちの八重です。 予てより我々は「ビール検定(びあけん)の勉強をしている」とお伝えし、 びあけんのテキストから色んな情報をピックアップしてお伝えしてきています。そのテキストの中には「缶ビールの美味しい飲み方」という項目もあり、それが非常にタメになったので紹介させていただきます! 3度注ぎ(さんどつぎ)一般的に美味しいビールは「泡が濃厚であること」と言われます。 なぜかというと、ビールの泡は香りや炭酸を揮散させない蓋の役割を持つからです。また、泡がビー

ビールで美味しいカクテルレシピ!#2

どうも! 水島ひらいちの涼です! 今日も今日とてお酒が飲みたい! ので、ビールを使った美味しいカクテルをご紹介致します。 カシスビア(ビール+カシスリキュール) 皆大好きカクテルの定番カシスを使ったお酒です。 カシスとは別名クロスグリと呼ばれるブルーベリーに似た果実のことです。 カシスオレンジやカシスウーロンなど様々なカクテルに使われており、もちろんビールとの相性もバッチリです! ビアスプリッツァー(ビール+白ワイン) スプリッツァーとは白ワインを炭酸で割ったカクテルで

【噛んで砕こう】ビールの歴史#3「中世のビール①」

どうも! 水島ひらいちの涼です。 前回はこちら。 歴史を遡ると5000年も前からビールが飲まれていることがわかりました。びっくりですね。 前回の記事でゲルマン民族がビールを作り始めた話をしましたが、そのゲルマン民族たちがヨーロッパ各地に大移動を始めたことでビールづくりが広まっていきました。 そのおかけで、技術の進歩はもちろんのこと一般の市民にも広く飲まれるようになったんです。これが4世紀〜6世紀ころのこと。 それでは、そのゲルマン民族によって普及していったビールがその後

【びあけん】発酵することで香るビール

どうもこんにちは! 今日もビールについてのお勉強です。 御存知の通り、ビールは発酵食品です。 超ざっくり言えば「発酵=腐る」ことなので、元々の素材とは性質が変わりますよね。その中でも大きく我々の感覚器官に影響するのが『匂い』なのであります。 ちなみにビールの炭酸成分は発酵によって糖がアルコールと炭酸ガスに変化するので、ことビールにおいては匂いよりもこちらの方が重要視されるかもしれません。。。笑 さて、発酵によって様々な香りを発生させるのですが、 一般的に『良い香り』とさ

【豆知識】結局お酒ってなぜ太るの?

サムネ画像引用元: https://www.olive-hitomawashi.com/lifestyle/2019/09/post-61.html こんにちは。 水島ひらいちの八重です。 ビール検定の勉強をしていると「こんなことまでテスト範囲なのか」と思うことがしばしばありますが、アルコールに含まれるカロリーについて今日はテスト範囲から解説していきます。 今日は『正しいお酒の飲み方』の章からです。 タイトルにも書いた通り、お酒をよく飲む人は太りやすいとされています。

【噛んで砕こう】ビールの歴史#3「中世のビール②」

どうも! 水島ひらいちの涼です! 前回はこちら。 今回は修道院とビールの関わりについてお話します。 前回の記事でもフランク王国で発令されてた荘園令には修道院もビール醸造設備を持つことが定められていると書きましたね。 中世ヨーロッパでは教会や修道院が領地の寄進を受けて権力を高めていくパターンが多々見受けられました。 その当時、キリスト教の中では『ワイン=キリストの血』『パン=キリストの肉』という考えがあり、ビールも「液体のパン」と呼ばれるだけあって重宝されていました。 荘

【噛んで砕こう】ビアスタイル#3「ラガービールの魅力」

どうもこんにちは。 水島ひらいちの八重です。 今秋に向けてビール検定の勉強をしていく中で、外せない項目として挙げられるのが「ビアスタイル」です。 ビール種類のことを示すこちらの言葉ですが、世界のビールは原料・製法・香り付けなどでビアスタイルを分類分けすることができます。 今回は「噛んで砕こう」シリーズもビア化して、勉強と教養のためにビアスタイルを詳しく見ていこうと思います!上記テキストを参考に、少し細く情報も交えて書いてまいります。 本日は下面発酵ビールについて紹介します