見出し画像

世界環境デー~Only One Earth

本日、2022年6月5日は、かけがえのない地球~

世界環境デーだそうです。

1974年にOnly One Eaethをテーマにして開始。
今年はちょうど50年目だそうです。

そしてその50年目の今年のテーマは最初の時と同じく
「Only One Earth」となっています。

環境問題をテーマにお話しをすると、「テーマが大きすぎて私には関係ないわ、、、と」思う方が多い印象があります。

環境って、私たちが暮らしているこの日常こそが環境ですよね。
環境問題というのはとても身近で生活の一部そのものなんだと思います。

私は30代後半になる頃から、環境問題に対しての意識が高まりました。
日々、食べているモノ、お家の中にあるモノ、使っているモノ、自分が選んでいるモノ


安くて簡単にとか、便利で時短なものが増える一方で、プラスチックのモノが世の中に溢れかえりました。
私は昔ながらのひと手間や、まごころが薄れていくような感覚がありました。

いつだったろう、「めんどくさい」って言葉をよく口にする人がいました。
私に言われてるわけじゃないのに、なぜかその言葉が強く刺さり傷ついていました。
「だってめんどくさいじゃん」「めんどくさいから」。。。
その言葉を聞くとなぜか悲しくなりました。

私の中にはメンドクサイって言葉がなかったから、その響きが耳に入るとショックな気持ちにもなりました。

なんだろ、放棄している感じがするからかな。
はなっからめんどくさいと決めつけている感じ。

きっとそんな生き方、楽しくないだろうな。。。って思った。


自分から放棄する事は簡単です。
止めることもやらないことも。

環境問題はひとりひとりの意識です。
どんなに素晴らしいステータスを持っていても、モノをとっかえひっかえして大事に出来ない人とはうまくやれる自信がありません。


日本を離れると、またここでの文化が見えてきます。


タイの田舎は数十年前の日本のようです。
足りないものは知恵でなんとかなっていて、生活を楽しんでいる自分がいます。
時間がかかっても自然のもので出来たホウキで床を掃きます。

ですが、プラスチックのモノも溢れかえっているのが現状です。
お皿やコップまでもがカラフルなプラスチックです。


そして、海や浜には自然に還らないプラスチックのゴミがたくさんあります。

ビニール袋や輪ゴム、ストロー、ビニール紐、ガラスの破片もあったりして裸足だと危険でした。
そして、日焼け止めの問題もありますよね。

日本人は人が見ていないところでも、ごみを拾います。
みんなが使う場所はみんなで綺麗にしようという心があるからです。

この間は海で楽しいゴミ拾いをしてきました。
このゴミはほんの一部です。

実際はもっともっとたくさんのゴミが海に漂っていることでしょう。

もし、私たちが海の中の生き物だったら、、、

私たち人間が作ったモノ。私たちが使ったモノ。
自然界にはなかったもの。
後始末出来ないものをこれ以上増やしたくないです。


ペットボトルのリサイクル率は日本が一番低いことを知っていますか?
日本におけるペットボトルのリサイクル率は88.5%
これは表向きの数字です。

実際のところ、からくりがあって熱回収という事で燃やして発生した熱を有効利用しています。
でも熱回収をリサイクルに位置付けているのは主に日本で、国際的に熱回収はリサイクルとして認められていません。

で、その熱回収したものも含めて88.5%と言っているんです。

なんか変ですよね。

そして、リサイクル出来ないゴミとなったものは中国や東南アジアに輸出されているわけです。

2018年、中国が海外からの廃プラスチック輸入をストップさせました。

そして大量のごみを受け入れる体制の整っていない東南アジア、ここタイにもそのしわ寄せが来ています。
処理能力をオーバーし、現在は受入拒否が相次いでいるようです。

私たちが作り続けるゴミ。出し続けるゴミ。
今後も増えるのかなぁ。

全てなかった時のように戻れたらどれだけいいか、、、なんて思うところでもありますが、今の時代そんな事が出来るでしょうか。

まずは意識しつつも、楽しく減らせることをしていきたいな♪と思います。

で、そんな人たちが増えると嬉しいな♪

素敵な地球は素敵なまま🌏

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?