インターネットビジネスは協業の時代に入っている
どうも、平原です。
こちらは、
マガジン「コミュニティ時代の働き方を考える」の記事です。
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『大情報発信時代』の幕開けによる影響
SNSが普及して、誰でも簡単に情報を発信する事ができるようになりました。
そのおかげで個人メディアの普及も進み、
私自身も含めて、こうして考えや想いを発信する事が出来るようになった。
それは、現実の世界だけでは絶対に出会う事ができない人たちと繋がり、刺激を受け、協力して仕事をして、価値観を交換して。
それが出来るようになる前の世界と比べれば、
「インターネットとSNSによって、それを使う前と比べて明らかに人生が変わり、可能性が広がった」と思っています。
その一方で、今だにSNSどころか、パソコンやスマートフォンを使わない人がいる現状も忘れてはいけない。
各個人が情報発信を行い、
各個人が情報「受信」を行なっている事で
TwitterやInstagram、Tiktok、Youtubeといった
「個人メディア」が集合して出来上がった「ソーシャル」メディアから、自分にとって都合のいい情報を発信し、受信し続けている。
ある意味では、今まではそれしかなかった、テレビや新聞といった情報も、個人メディアの一つとして取り扱われている現状だといっていいと思っている。(なんなら、朝の情報番組ではYoutubeの動画を紹介するコーナーがあるくらいで、どちらが上・下ではなく共にメディアとして協業していると言っていいだろう)
ある意味で、インフルエンサーや個人起業家たちは、
今まで莫大な影響力を持っていたマスメディアや大企業と肩を並べるほどの力(影響力、報酬)を得られるようになり、その勢いは増すばかりだ。
「そんなの無理だ」という声を振り払い
こぞって大情報発信時代に船を出した。
「好きな事で生きていく」
と、夢見た人間達が、開拓した道だと言っても良い。
僕の発信は管理職や中小規模の経営者が読んでいる事が多く、
そのためにビジネス書の紹介などもしてきている。
「大情報発信時代」の到来が予見される中でも、船を持たず、海に出ず、陸から見送った側の人間がほとんどだろうと思う。
正直、一度はチャレンジした事があるかもしれない。でも確信を持つ事ができなかったから辞めてしまったりしているはずだ。
あなたがもし、Youtubeでヒカキンやはじめしゃちょーを超えることは無理だろう。
だが、彼らと違った場所、方向で、彼ら以上の輝きを放つことは可能だ。
と僕は考えている。
個人起業家に必須となる能力
いきなり答えになるが、インターネット時代の個人起業家に必要な能力は
フォロワーシップ
リーダーシップ
その両方が必要である。
個人起業家が成功するためには、フォロワーシップとリーダーシップの能力が必要となる。
影響力を増して事業がスケールしていけば、さらに高度に自己管理や他者を指導する能力が求められる。
一見、相反する能力のように見えるかもしれないが
仕事をする上で、「自分中心の舞台」というのは限られている。
相手のメディアに出演するときは、相手をリーダーとして尊重してその良さを活かすためのフォロワーシップが。
自分のメディアで発信するときは、関わる人を巻き込み未来を魅せるリーダーシップが必要なのだ。
会社員や学生時代の経験が発揮される場所
この2023年現在で成功しているネットビジネス・個人起業家というのは、大きな志を持っている部分もあるかと思うが、どちらかといえば「組織の中で働く事に無理を感じて飛び出した」側面の方が大きい。
大情報発信時代に、船を出す勇気と覚悟があったとも言えるが
一方で「無謀」にも、沈んだ船も大量に存在している。
総務省が実施している「企業統計」によれば、日本の新規事業の継続率は次の通りです。
1年目: 約80%
2年目: 約70%
3年目: 約60%
4年目: 約50%
5年目: 約40%
10年目: 約20%
これがまた「ネットビジネス」になると、もっとその割合は減っていく。
そういった「生き残り戦争」に敗れた人たちは、有象無象としてまた社会で力を付けているわけである。
私はその「どっちかじゃないとダメ」な時代は終わっていて、
働き方改革やコロナ禍によるリモートワークの普及により、
自由に活動できるインターネットビジネスの可能性はさらに広がり
私は新卒から会社員を13年、そのうち兼業でネットビジネスを3年行なっている。
兼業ながらインターネットビジネスを行う事で、月商100万円だったり、著者と知り合って一緒に食事をする中になったり、セミナー講師やコーチングを行う事で大企業の役員や地方議員と接点を持てるようになったり。
ステージの高い方にもサービスを提供し、様々な経験を積み重ねてきた。
これらは私が会社員時代に培った、
「徹底的に基礎を叩き込まれ、先輩や上司の指示を受けてサポートに徹する」ことから
「管理職として会社の方針を汲み取り、チームを自律的にコントロールするために指示・方針を示す。」という経験が活かされている。
「嫌だ!」と場を飛び出すために努力して、成果を手にした人間もいるだろう。
しかし、飛び出しただけで墜落した人もいるのだ。
私たちは「嫌だ!」と思いながらも耐え忍び、身近な人を大切にして発展するために支援してきた。
会社では報われなかったその能力も、
インターネットビジネスの世界では、報酬として報われる。
会社にいながらでも、会社にいるようなスキルを活かして、
今までではあり得ない出会いをして、感謝されて稼げるのです。
(当たり前だけど)全ての業務を1人でこなすことは難しい。
インフルエンサーにしろ、個人起業家にしろ、
基本的に個人起業家は全ての業務を1人でこなすことは難しい。
動画収録、編集、公開、プロモーション、集客、販売、マーケティング。
ファンとのコミュニケーション、オンラインサロンの顧客管理・・・
これらを、1人でやりながら成長してきた。
ただ、正直ネット起業家は「コミュニケーションが下手」な人が多い。
協業が個人起業家の能力を発揮させる
彼らだって、正直にいえば信頼できる人がいれば頼りたい。
強みを活かし、弱みを補ってくれるNo2のようなパートナーがいればと探している。
私はクラウドワークスなどのタスクワーカーから複業をスタートさせたが、丁寧に仕事をすることで条件はよくなり、ポータルサイト経由ではなく直接契約を結ぶようになったり、その実績を元に他のコミュニティで働いたりしてきました。
会社で身につけたOfficeの知識や、趣味で身につけたプログラミング。
タスクワークで身につけた画像作成、LP構築、ステップメールの設定、インターネット広告の設定・運用、セミナー会場の設営、懇親会のセッティング。動画収録、編集。会員サイトの構築、Canvaセミナー、ZOOMセミナー、Googleアプリの使い方セミナー、色々な事が
本来もっと力を発揮すべき個人起業家の足を引っ張っていると知った。
自分が当たり前にできる事をやるだけで、
その人は本来持ちうる能力を最大化し、さらに魅力を発揮する。
こうなると、あとはもう頼まれるばかりです。
なぜなら彼らは、
No2のサポートを受ける方が、さらに稼げると知ったからです。
個人起業家は、今までのように1人で全てを学び、実践する時間がなくなっています。
世の中は起業塾に溢れ、もはや情報は飽和しています。
情報に価値はなく、「何を話すか」ではなく「誰が話すか」というパーソナリティの部分が重視されているため、
「自分自身を高めていく事」という時間に大きなリソースが必要となります。
つまり、No2としてフォロワーシップと実務能力を持った人材と協業することは必須なのです。
協業することで、個人起業家は自身のクリエイティブな能力を発揮し、魅力を高め、より影響力を高める事が出来るようになります。
協業を促進する起業家コミュニティを作りたい
僕自身、インターネットビジネスではNo2として実務能力を磨き上げて、
会社では管理職として、家庭では夫として、ラグビーではレフリーとして。
様々な「コミュニティ」を縦横無尽に横断しながら、
いろんな視点で物事を見てきました。
「この人とこの人が一緒に仕事したら面白そうなのに。」
みたいな妄想をたっぷりしながら。
No2候補となる実務家の中にも、
せっかく実務能力や経験値があるのに、
過去の失敗体験がトラウマとなり自分の魅力や強みを受け容れられずに「自信がない」とアウトプットできない人が多い。
No1として既に実績を挙げている起業家も、
仲間づくりをする余力がなく、新たな人間関係を構築する余白がないまま作業に追われて頭打ちになっている人が多い。
だから、関西電力の管理職という「大企業にフィッティングしながら、上司部下を巻き込み、出世のレールを忠実に最大最速で駆け上がった経験」であったり「ラグビーという1チーム15人のスポーツでレフリーとなり、全国大会主審を務めるほどの俯瞰能力とマネジメント能力」がある僕が、
No1として、そしてNo2の両面から考えて
信頼できる起業家と、信頼できるNo2をコネクションするコミュニティがあれば、ALL-WINの関係性が作れるのではないか。という考えに至りました。
これから、細かく構想を練っていこうと思っています。
ぜひ、興味がある方はコメントしておいて下さい。
応援にお金を払う。という体験は、 さらに人生を充実させる事に繋がります。 私も、有難い事に応援したいと思って頂いた方サポートについては 価値の循環を意識して、応援のために使わせて頂いております。 ぜひ、循環の輪に入っていただけると嬉しいです。