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moumoonが好きということ

なんとなく文章を書きたくなった。
言葉にするのは得意ではないのだが、文章を書きたいと思うことが極まれにある(だからこのアカウントが放置されている。笑)
下書きも何件かあるんですけどなかなか、ね。。。

さて、せっかく文章を書くなら好きなものじゃないと楽しくない。
このアカウントは写真と旅行についてをメインにするつもりだったが、しばらく放置したのでもう関係ないだろう。なので今回は一番好きなアーティスト、moumoonについて書いてみようと思う。

写真は自分が撮ったものたちです。
文章飽きたら写真だけでも見てってください。笑

moumoonとの遭遇

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やはり最初は出会いからと相場は決まっている、はず。

出会いはSunshine GirlをCM(資生堂 ANESSA)で聴いたとき。
これは2010年のことらしい。もう出会って11年にもなる。

当時の自分の音楽の聴き方の傾向として
・耳なじみのいい曲が好き(歌詞はそこまで気にしない)
・何度も聴いていると好きになりやすい
・好きな曲は1曲を延々と無限リピートすることもよくある
などがあって、ドラマ主題歌とかCMタイアップ曲は好きになることが多かった。あとは親の影響で車で流れてた曲。
だから初めはSunshine Girlもそのうちの一曲でしかなかった。

当時高校1年生の自分はお小遣いも少なく時々TSUTAYAで気になるアーティストのアルバムを借りてきて、誕生日に買ってもらったiPodに入れて通学中に聞いたり家で宿題をやりながら流したりしていた。
つまりお金がなくCDを買うという選択肢がほとんどなかった。
(当時はストリーミングサービスもないし、そもそもガラケーだからケータイに音楽を入れるだけの容量的余裕もないし、よく考えると今と全然違うな…)

なので、Sunshine GirlもミニアルバムSPARKをTSUTAYAで借りてきてiPodに入れて聴いていた。
後から振り返ると、このSunShine Girlが聴きたくて借りてきたCDがシングルではなくミニアルバムだったことが「むー民(※moumoonのファンの総称)」になったきっかけだったのだろう。

Sunshine Girlはワンコインシングルとして売り出されていたが、CDを買うという選択肢を持たなかった自分は存在を知らなかった。
そしてある日TSUTAYAで目に留まったのは、ミニアルバムSPARKだった。
(実はシングルも置かれていたのかもしれないが今となっては不明)
「あ、これにSunshine Girl入ってるのか。好きだったから借りよう」それくらいの気持ちで借りたような気がする。

moumoonを好きになる

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前述の通り、好きな曲を無限リピートして聴くことが多い。
とはいえあまりにも聴きすぎると流石に飽きてくるのでアルバムでリピートすることも時々あった。

アルバムSPARKにはSunshine Girlの他にSPARK、Plastic Joy、Dreaming Drivingなどアップテンポな耳なじみの良い曲もあったのでアルバムでのリピートも多かった気がする。

そんなある日ふと気付いた。
アップテンポではなく落ち着いた曲だけど、「トモシビ」って曲がすごい好きだ。歌詞の世界観も好き。

そこから無限リピートがSunshine Girlからトモシビに変わった。

音楽は当たり前のように日常にあって、ずっと聴き続けるからこそ明るくてアップテンポな元気の出る曲を好んで聴いていたが、トモシビは違った。
なんというか心の寂しい部分に寄り添ってくれるような、そんな気がした。

この人の歌声も、曲のリズムも全体的に好きだな。
よし、昔の曲も聴いてみよう。
そう思って再びTSUTAYAに向かった。

10年経ってもmoumoon

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それまであまり有名ではなかったアーティスト(失礼)が気になって他のアルバムを借りるということをしたことがなかったので、TSUTAYAに来たもののどれを借りればいいのか全くわからなかった。

というかmoumoonのアルバムが見当たらなかった。

むー民ならちょっと共感してもらえると思うのだが、当時『ムームーン』という読み方が浸透しておらず、『"モ"ウムーン』と勘違いされて「む」の位置ではなく「も」の位置に配架されていたのだ。
流石にないわけないだろ、と検索機で場所を探してなんとか見つけたのもいい思い出。

で、やっと見つけたmoumoonゾーンで試しにCDの裏側の曲一覧を見るも、知らない曲ばかり。(当然)
どうしようかなーと思ってふと目に留まったのが、

10年経ってもmoumoon

という言葉。
TSUAYAで時々CDの前にケースに一緒に入ってる黄色い手書き風の紙(伝わる?大きさがCDの1/3くらいでよくクシャクシャになってるやつ)に書かれた言葉だった。
これがアルバムmoumoonに入っていて「じゃあまずはこれから聞いてみるか」そんな気持ちで借りたのを鮮明に覚えている。

余談ですが…この「10年経っても~」って言葉、これを書くにあたって調べて知ったのが、これCDの帯に書かれてた言葉なんですね。Flowersとか買い集めたんだから気づけよ、自分。

そして家に帰ってアルバムmoumoonを聞いて衝撃を受けることになる。

…Sunshine Girlから想像してた雰囲気と違うぞ???
don't wanna beとかPINKY RINGとかMyselfとか力強い印象受ける曲が多いこと。あと英語の発音めちゃくちゃ上手くね?(遅い)

当時受けた印象は「思ってたのと違う…」などというネガティブな印象ではなく、むしろ「こっちの方が好き」くらいの勢いでした。
今思えばギャップ萌えに近しい感覚だったのかも…やりおるmoumoon。(違

そこからmoumoonの沼に漬かるのは時間の問題でしたね、はい。

FULLMOON LIVE…これ無料なんですか?

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moumoonと出会った2010年に登録したものがある。Twitterだ。
現在の本垢となっているアカウントはmoumoonを知る数ヶ月前に登録していた。登録の経緯をはっきりとは覚えていないが、高校の友人が使っていたから試しに使ってみるかくらいだったと思う。
何をつぶやけばいいかもわからず放置気味だったが、ある日moumoonのアカウントがあることを知って早速フォローした。

そのmoumoonのお知らせツイートで存在を知ったのがFULLMOON LIVEである。
Ustream上で配信ライブをするというのである。そんなの見るしかないじゃないか。

ここまで読んでくれている人が仮にいたとしてもむー民しかいないと思うのだが…念のため軽く説明しておくと、moumoonは比較的最近まで毎月満月の夜に約1時間のライブを配信していた。ほぼ毎月である。今考えるとファンサービスがすごすぎる。ありがとうございます。YouTubeにアーカイブもあるので是非。

柾さんのアコギとYUKAさんの歌声だけの生配信。過去の曲はまだ知らないのが多かったからこそ、「この曲のアレンジなしバージョンも聴いてみたい!」と思ったりで加速するmoumoon熱。
曲が終わるたびに拍手の8が並ぶ光景や、締めのgood nightではみんなで「ぐんない」と言ったりなど一体感のあるコメント欄。
そして何よりアルバムmoumoonで感じた曲の強かさなどからは想像できないYUKAさんと柾くんの噛み合わない会話のユルさ。笑
(あとYUKAさんと柾くんの可愛さ)

どれもこれもが初めて出会うものだけどどこか安心する温かな雰囲気、moumoonを囲む人たちまで好きになる時間でした。

そしてこれが無料である。CDすらまともに買う金がない高校生にとっては有難い限りである。毎月欠かさず観させていただきました。

ちょっと話逸れるけど、コロナ禍よりはるか昔から配信ライブ定期的にやってたし、8年くらい前にはVideo日記(今で言うVlog的な?)もやってたり結構新しいこと取り入れててすごいな、と改めて思う。

No moumoon, No life

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その後はというと、お小遣いからmoumoonに充てる予算を増額して、CD買ったりインストアライブでラゾーナ川崎行ったり、ライブ行ったり、月面基地入会したり、7日間連続で配信ライブ見たり、ファンイベントで渋谷行ったり、月面秘密基地入会したり。(書き始めたらキリがないので)
moumoon中心の生活、とまでは言えないけど、好きなものの上位には必ず入るくらいには大切な、自分を語る上で欠かせないアーティストです。

最後に、moumoonへ。

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avexから独立しても歌い続けてくれてありがとう。日々支えられています。
あと、マイクを質に入れなくて大丈夫なようになるべくお金落とします。笑


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