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一点勝負すると完成しない

私は仕事と仕事ではない創作の両立に関しては、割と発言権があると思ってるんですが、仕事をやりつつ仕事ではない創作をするにはコツがあります。

私たちはどうしても仕事ではない創作に対して気合いが入ってしまいます。仕事ではやることが出来ない尖った表現をやろうとしたり、仕事の鬱憤を晴らそうとして肩にチカラが入ってしまうのです。その作品でクリエイター人生の一発逆転を図ろうとしてしまうんです。オレはこんなもんじゃない、仕事じゃなければこのぐらいの事が出来るんだ、と見せつけたくなるのです。

でも、そうやって気合いを入れれば入れるほど作品は完成しないのです。なぜなら、自分が理想としているクオリティの作品を作れないからです。一発逆転を図ろうとして到達すべき完成のクオリティレベルを上げてしまうのです。普段やっている仕事のレベルよりも、一段も二段も上のレベルに設定してしまうのです。

普段の仕事でも作れないクオリティのものは、仕事じゃない創作とはいえ作れません。こんな事を言ってはなんですが、今まで到達したことの無いクオリティには、仕事ではなくても到達出来ないのです。

だから私は仕事ではない創作をする時には、到達すべきクオリティのレベルを上げません。レベルを上に設定すると永遠に完成しないからです。

って、さっきから同じことばかり言ってるんですが、これがコツだからしょうがありません。

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