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作風が人生を左右させ技術が人生を安定させる

今さら気がついた話なんですが、作風が人生を左右するなと思います。今さらと言っても、10年ぐらい前から気がついていましたが。人生を左右するというのは、自分の作風によって良い事もあるし悪い事もあるという事です。

私のケースで話します。私が考える理想形は、「誰もやらないようなマイナーな表現をメジャーなメディアでやること」なんです。たくさんの人に「何だこれは?」と思わせたら面白いと思うからです。CMディレクターになったのもそういう理想形があったからかも知れません。でもCMでは一切「何だこれは?」という表現は出来ませんでしたが。

CMは完全に仕事なので、作風とは言えないかも知れませんが、映画を作るときのスタンスはまさに作風になります。私はたくさんの人に「何だこれは?」と思わせたいので、「何だこれは?」という企画を考えて作ります。私が作っている映画はほとんど自主制作映画なので、純度100%の「何だこれは映画」が完成します。

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Xや無料noteでは言えない事。毎記事2000文字以上。月に5〜8回投稿。多い時は10回以上。映画監督、映像ディレクターの仕事について。フリーランスの生き抜き方をフリーランス歴20年以上の経験から。「中年の危機」に悶絶している様子をリアルタイムに報告。子供を2人育てる父親の視点と哲学。世の中に対する日々の雑感。親友の画家、石田徹也について。などなどを書いています。

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