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『SHELL and JOINT』へのコメント第二弾!

現在公開中の映画『SHELL and JOINT』へのコメント第二弾が届きました!今回も各界のいろんな皆さんからのコメントを頂きましたよ。今回もお名前部分、敬称略で失礼します。

船木研(博報堂ケトル・代表取締役共同CEO)

入り口に入るとそこは天井の高い最高のミュージアム。1シーンごとに空間があってそれをじっくり100以上の平林勇の作品を2時間以上真剣に向き合って鑑賞するような感覚。これは単なる「映画」ではない。平林の「脳内」を物凄い解像度で見る感じ。
本当だったら9000円くらい出して見るもの。真剣勝負。気を緩めたら見る側が負けます。

船木くんは武蔵野美術大学の同級生です。いろんなCMも一緒に作ったりして来ましたが、ついに博報堂ケトルの社長になってしまいました。まさか私が映画を作り、船木くんにコメントを貰う瞬間が来るとは思いもしませんでした。

安齋肇(ソラミミスト)

僕がソラミミストとして名を馳せていたころ。笑。平林監督からお仕事をいただいた。『しまじろうのわお!』って番組の、おならプーとかいうへんちくりんな歌のお仕事だった。当時の僕は、お金に困っていたのでふたつ返事で引き受けた。平林監督は何を考えていたのだろう。歌えるかも分からんヤカラに、歌わせようとするなんてめちゃくちゃだ。そんな勝ち目のないギャンブルに平気で向かう男が、平林監督だ。いやぁ見事に面白かった。この映画が冒険に満ち、荒唐無稽な作品であることは想像に難くない。僕はこの映画を観ないと誓った。面白いに決まってる。感動するに決まってる。おい、ナメるな誰が監督だと思ってるんだ。観なくたってわかる。面白い。僕はいま人生でいちばん凹んでいる。死にたいくらい落ち込んでいる。楽しいことなど何もない、楽しいことなど観たくない。この映画。さぞかし面白いだろう、クソ喰らえだ。才能溢れる平林なんて死んでしまえばいいのに。だったら僕は一生付き合う。

安齋さんは、コメントの中で『しまじろうのわお!』の話をおっしゃってますが、実は20年ぐらい前に、日本生命のCMでのナレーションをお願いしていたり、じゃらんのにゃらんでは10年以上もお付き合いがあるんです。このコメントを読む限り、たぶん本当に観てないと思いますw

Mummy-D(ライムスター)

なんだかよくわからなかったが、なんだか気になって、結局最後まで見てしまった。たまにおっぱいとかが見られてよかった。好きか嫌いかと問われれば、やっぱし好きなのかもしれない。いや、相当好きかも。ワンシーンワンシーン、なんともたまんないものがある。なにこれ?どーなってんだよ!(笑)

Mummy-Dさんとは、しまじろうの映画で歌や声優をやって頂いた事があるんです。元々、いつか何かご一緒出来ればと、夢のように考えていたのが実現したんです。しかしホントに、メチャクチャカッコいい方です。

長久允(映画監督)

意味不明と思うか
意味の連続コンボと思うか
それは自分次第!
なのだ。無駄な会話とエディティングにこそ真理があると思う。僕らの人生もさっさと「物語」から解放されて、節足動物に近づきたい!

『ウィーアーリトルゾンビーズ』のナガヒサ監督です。『ウィーアーリトルゾンビーズ』も強烈でしたね。海外での評価が高いのに、国内でなかなか評価されない同士として意気投合していますw

久保田紗友(女優)

哲学的な会話や独特な角度からの映像が、私たち人間の根源、あるいは発展的なものに表現されていて、不思議と自分の身体の中のリズムにフィットしてきて心地いい時間でした。

久保田さんは、しまじろう映画第二弾の時に、こちらからお声がけさせて頂いて、出演して頂きました。すごく透明感のある女優さんでした。そうこうしているうちに、大活躍する女優になってしまいました。また私の作品にも出て下さい!

鈴木香里武(岸壁幼魚採集家)

人間も「生き物」の一種であるという当たり前な事実を強烈に再認識させられます。観終わった後、なぜか地球上に暮らす生き物たちをより一層愛しく感じました。

「海の手配師」の石垣幸二さんが、『SHELL and JOINT』の関係者試写会の時に連れてきたのがカリブさんでした。最近では本を出したりテレビに出たり大活躍です。私は映像業界よりも生物業界の人を尊敬してしまうので、石垣さんやカリブさんは手放しに凄いと思ってしまいます。

ドミニク・チェン(研究者)

見る者の生命観の「殻」が破れ、意識に新たな「節」が生えてくる映像体験。見終わる時、あなたはきっと生きて死にゆく命のことがもっと愛おしく感じるだろう。

ドミニク・チェンさんの様な方にも『SHELL and JOINT』を観て欲しいとずっと思ってたんです。シネフィルだけの映画にしたくなかったと言いますか。そのうち、お会いしてもっと感想を聞いてみたいです。

有馬和歌子(舞踊家)

仏教絵画「九相図」を想起する。
人間は「死」への関心があり、
それは一方で「生」への執着でもある。
美しい肉体も、やがて滅びて朽ち果てる。
人生の先は長いと信じる自分の前に、この映画の情景が優しく広がった。

『SHELL and JOINT』は、まさに「九相図」が映画の骨格の大事な要素になっているんです。私は九相図から「生きちゃったんだから死ぬまで精一杯生きよう」といメッセージを受け取りました。有馬さん、ありがとうございました。

森崎ウィン(俳優)

ついつい見入ってしまう。何だろう。一つの言葉では、まとまらない新感覚。とにかく一回見て欲しいです。画面から目が離せなくなります。役者として、あの定点カメラの前でのお芝居には、驚きました。凄い前衛的だし、そこには監督と役者の信頼関係の強さがしっかり見えました。

『蜜蜂と遠雷』は娘と観に行きました。すごくいい映画で、まさか森崎ウィンさんからコメントを頂けるとは。出演した方々も喜んでいると思います。今度、私の作品にも出て下さい!

住友優子(声優)

私も地球の“いち生物”なんだと、じーーんと、しました。
美術館の帰りに好きなポストカードをお土産にしようと、選んでる時の気持ちになりました。
覗き見、、
というか、その場で、一緒に会話してるようなエンターテイメントでした。

住友さんは、勝俣プロデューサーがかつていた会社の大先輩なんだそうです。こういうご縁で観て頂けるのも嬉しいですねえ。

そして、完成したコメント予告第二弾はこちらです!第一弾を観てない方もいると思いましたので、2つに分けずに追加したカタチにしました。


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