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台風と咳

喘息持ちは台風が発生すると、それが2000km先だろうが咳が出始めたりするみたいですね。私は咳喘息歴が7年ぐらいあるので、何となくその感覚は分かります。「なんか咳が出るようになってきたな…」と思って天気図を見ると、フィリピンの東の海上の熱帯低気圧が台風になっていたりします。

逆に咳は出てなかったのに、台風が発生したというニュースを聞くと、突然咳が出始めたりもします。まあ、そのぐらい繊細なものなのかも知れません。極端に言えば、本当に数個の細胞が反応しただけで咳が出てしまうと言いますか。そんなイメージがあります。

7年の咳喘息も逆流性食道炎の薬を飲んだ2日後に咳が消えてビックリしました。その7年間といえば、リミッターがぶっ壊れた状態で酒を飲んでいたので、胃酸が逆流し続けてたんでしょう。

いろいろなものに原因と結果があるんでしょうが、咳の原因が胃酸の逆流だと気づくのに7年かかりました。それに気づいたのは、内科の病院ではなく下船病で行った耳鼻咽喉科の先生でした。

私は病院が好きで、ちょっとした違和感があると病院に行って調べてもらうんですけど、30代〜40代の医者は情報がアップデートされていて感心することが多いです。自分の専門以外の情報を詳しく知っている人も多く、日本の医療はすごいと思います。

それは当たり前の話で、日本で頭がいい人はみんな医学部に行ってしまいますからね。逆に言えば、AppleとかGoogleとかそういうのが日本から生まれないのは、頭がいい人がみんな医者になってしまうからなのかも知れません。もう1回逆に言えば、だから日本の医療はすごいんだと思います。

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