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鼻うがいをしています(無料記事)

私はいつからか鼻うがいをしています。いつからだったか調べてみたら、去年の9月からでした。私が使ってるのはニールメッド社のサイナスリンスというものです。

鼻うがいを始める前は、鼻うがいなんて怖くてとんでもないと思っていました。ツーンとして痛そうですし、想像するだけで無理でした。でも、去年の9月頃、何らかが不調だったんでしょうね。何に不調を感じたのか覚えてませんが、藁にもすがる思いで買ったんだと思います。

やり方は簡単で、ボトルの中に小袋にパックされた1回分の量の塩を入れてお湯を入れるだけです。塩は1回分の分量の使い切りです。恐る恐るボトルを押して鼻の中にお湯を入れてみたら、全く痛くありませんでした。ファーストインプレッションはいまだに覚えているんですが「目から水が出そう」でした。

目と鼻と耳は繋がってますから、思い切りボトルを押して鼻から水を入れてしまうと目から出てしまいます。まあそんなのは最初だけで2回目からはすぐに上手く行きますけどね。

片方の鼻の穴にギューッとお湯を入れます。そうすると反対側の鼻の穴からお湯が出てきます。そしてボトルを反対側の鼻の穴に変えてギューッとお湯を入れます。大体それで240mlのお湯を使い切ります。慣れてしまえば怖さなんて感じません。

「効能は何なのか?」と思うかも知れませんが良く分かりません。喉のうがいをしたり手洗いをするのと基本的には同じですからね。でも、スッキリした感じはしますね。一度鼻の中を洗う経験をしてしまうと、洗ってないことが気持ち悪くなるので続いちゃうんですよね。

そして私が声高に鼻うがいをおすすめ「しない」のは、科学的だったり医学的に何かが証明されてないからです。もちろん探せばいくつかの論文もあるんでしょうが、明らかに何らかの確実な効能があるんだとしたら、医学界や国などから標準的に推奨されると思うんですよね。医学界や国を信用してない人もいますが、私はある程度信用しています。

だから私は鼻うがいをまだまだ民間療法的な捉え方でやっています。はちみつを舐めると咳が止まるとか、半分に切った玉ねぎを枕元に置くと咳が止まるとか、そんな感じです。私は本当に咳が酷かった時、半分に切った玉ねぎを枕元に置いちゃいましたからね。咳って酷くなると、メチャクチャ強い薬でも止まりませんからね。もちろん、玉ねぎで咳は止まりませんでしたけど。

私が鼻うがいを民間療法的に捉えていると言うのは、鼻うがいでいろいろな病気が治るみたいな本が出てるからですね。私はそういう大げさな言い方をされると、逆にすごく疑ってしまうんです。

「鼻うがいで全ての病気が治る」という本が出ていたら、鼻うがいについて怪しいと思ってしまいますが、「鼻うがいをすると鼻の中がスッキリする」という本が出でいたら、鼻うがいをしてみようかなと思うんです。鼻うがいで鼻の中がスッキリするのは間違いありませんからね。それしか言わないから逆に信用出来るんです。

いま、鼻うがいがかなり広まってきたので、鼻うがいのヘビーユーザーや鼻うがい信者、あるいは鼻うがいで利益を得ている人たちが、大げさな事を言い出すかも知れません。「ガンが治る」とか「うつ病が治る」とか。でも、そういうのは本当に止めて欲しいですね。しっかり科学的に証明されてから言って欲しいんです。大規模な治験みたいなものを経てから。じゃないと、怪しい民間療法と同じ末路を辿ってしまいますから。

私は鼻うがい信者ではありませんが、鼻うがいファンではあるので、この鼻うがいの広がりを大事にしたいんです。「鼻うがいやってるヤツ、ヤベえ。」という風になって欲しくないんです。だからこそ、鼻うがいグッズのメーカーや鼻うがい信者の人たちに、あまり前のめりで誇大な効能を言わないで欲しいんです。

あ、ボトルの量を240mlと書きましたが、今は倍のメガボトルを使っています。

480mlあると、もう溺れるように鼻うがいが出来ます。いい意味で。メガボトルの満足度はものすごいものがあります。例えて言うなら、ケンタッキーフライドチキン食べ放題みたいなイメージでしょうか。あまりにもメガボトルの満足度が高いので、売り切れを心配して予備のボトルも買ってあります。

いやしかし!

その上のギガボトル(960ml)なんかが発売されたとしても買ってしまうでしょう。鼻うがいの魔力、恐ろしいです。

さらにですね、塩分濃度を濃くする方法もあるんです。通常240mlのボトルなら1袋なんですが、それを2袋とか3袋とかにするんです。何か効きそうな気がするじゃないですか。試しに3袋をボトルに入れてみたんですが、濃度が濃くてなかなか塩が溶けなかったですね。完全に溶かし切るのも面倒くさいと思って、そのまま鼻に注入してみたら、後頭部がカツーンとなりました。プールで鼻の中に水が入った時になる、あのカツーンです。刺激が強かったので効く気はしましたが、濃度を濃くしたのは1回だけです。

ちなみに、鼻うがいは煮沸したお湯を冷まして使って下さいなどと書いてありますが、私は水道の蛇口からお湯を出してそれで塩を溶かしてやっています。検索すると、水道水で鼻うがいをして「脳食いアメーバ」に感染したという記事も出てくるんですよね。だから、海外に行った時にはペットボトルのミネラルウォーターで鼻うがいをしています。贅沢ですね。

今日の私の文章のテンションがやや低いのは、まだまだいろいろな事が科学的に証明されてないから、鼻うがいを過大に煽った印象にしたくないからなのです。隣のクラスに転校して来た噂のイケメンを見に行ったら大したことなかった、みたいな印象にしたくないのです。

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