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『SHELL and JOINT』 劇場公開決定!

私が初めて作った長編映画『SHELL and JOINT』が、遂に劇場公開されることになりました。

3月27日(金)から、シネマート新宿シネマート心斎橋で始まります。新宿はレイトショーで2週間、心斎橋はレイトショーで1週間です。まばたきしてるうちに終わっちゃいますからね。よそ見しているうちに終わっちゃいますよ。流れ星って見ようと思わないと見れないじゃないですか。「え?やってたんだ?」じゃなくて。まずはGoogleカレンダー開いて、スケジュールに入れてしまって下さいね。ほぼ日手帳に書き込んじゃって下さいね。レイトショーだから夜ですよ。その飲み会、ズラしてくださいね。夜桜って、寒くて盛り上がらないですよね。だったらぜひ『SHELL and JOINT』を観て頂けたらと!

劇場チラシ最終オモテ_0116

この映画は、映画祭は決まるかも知れないけど、劇場公開は無理だと言われていましたが、いろんな方々にご尽力して頂き、なんとか劇場公開にこぎつけました。自主映画を撮って、サラッと劇場公開してる人たちを見てきたので、簡単なものかと思ってましたけど、劇場公開するって大変なんですね。「そうか、劇場公開を前提に作らないとダメじゃん…」と思いました。ど素人ですね。学び、あるな〜

特に『SHELL and JOINT』は、154分あって、ジャンル不明で、R15とかR18になりそうだから、劇場的にも扱いにくい作品の様なんです。レイトショーにしても遅い時間にすると、作品時間が長いだけに、終電で帰れなくなるとかそういう事情もあるようでして。

劇場公開を半ば諦めていた時に、シネマファイターズでお世話になったギグリーボックスの宮崎さん(当時はLDHピクチャーズ)に相談したところ、劇場公開を実現して下さいました。割と簡単に「劇場を開ければいいんですよね?」みたいな感じで。弁護士に「勝てばいいんですよね?」と言われたかのような、スナイパーに「殺せばいいんですよね?」と言われたかのような、そんな心強さと只者じゃない感を感じました。

映画は公開を始めた金土日で勝負が決まるらしいので、作品の良さよりも、事前の広告や告知みたいなところにお金をかけるビジネスみたいなんです。作品が良いに越したことは無いですが、口コミで広がるのを待ってる時間はありません。「逆に良いのかもしれない」みたいな評価が出る頃には、もう別の映画がかかっています。

一方で、広告ってお金がかかるんですよね〜。私はずっと広告業界にいるから知ってますよ。1000万円あっても何にも出来ませんよ。広告を作るお金じゃなくて、メディアを買うお金として1000万円かけても何も伝わらないと思います。そのぐらい広告ってお金がかかるんです。

でも私たち、広告業界にいるのに、自分たちの映画の広告をするためのお金なんて考えていませんでした。だから、メディアをお金で買ってやる広告は打てません。だから、SNSを使おうと思ってます。仮にお金があってもSNSを使うんでしょうけど、今の私たちにはSNSしか打つ手が無いんです。

実は私が2018年の12月にnoteを始めたのは、『SHELL and JOINT』の劇場公開を見据えてのことだったんです。当時からすでに「もうお金が無い」という話をしていて、SNSを使うしか無いと思ってたんです。運良く劇場公開が出来たとしても、2019年の後半か2020年になる気がしていたので、それまでにフォロワーを増やして、広く告知出来るようにしようと思いました。そういうモチベーションがあったので、めげること無くnoteを書き続けられたんだと思います。

幸運にもフォロワーはドンドン増え続け、4万人を超えるまでになりました。Twitterでのフォロワー100万人みたいなのは絶対に無理なので、じっくり自分の意見が書けるnoteで勝負しました。

なので、これから劇場公開まで『SHELL and JOINT』の事ばかり書くと思います。そしてぜひ皆さん、『SHELL and JOINT』という映画があることを、知人の方々にもお伝え下さい。もっと言うと「うちの劇場で上映してもいいよ」という劇場の方がいたらご連絡下さい。劇場だけじゃなく、美術館とか、市民会館とか、映画館じゃないところでも上映出来たらと思っております。

そして、劇場公開に向けて、いろんな方に、映画を見てコメントを頂いたり、トークショーに出て頂いたり、インタビューさせて頂いたり、何らかのイベントに来て頂いたりするかと思います。

やや風変わりな映画ですので、「この映画に関わったら、オレの作家性が傷がつく…」とか「この映画にコメントしたら、映画が分かってないと思われる…」とか「誰かの後ならいいけど、先に褒めるのはリスクあるな…」みたいなお気持ちは重々お察しするのですが、そう言わずに、ぜひお助け頂けたらと思います。

私が思いますに、2019年に出来た現代映画についてコメントをするというよりも、発掘された土偶の展示についてコメントして頂くイメージが良いんでは無いかと思っております。「この土偶はどういう意図で作られたか分かりませんが、興味深いカタチをしてますね。」みたいな感じでしょうか。あるいは「あの人の形をした土偶と、あの馬の形をした土偶は、たぶんセットなんじゃないかと思います。」みたいな感じでしょうか。あるいは「なぜこの土偶がこの土地に埋まっていたのか分かりませんが、昔ここに人が住んでたんでしょうね。」みたいな感じかも知れません。

そしてこの先、このnoteで『SHELL and JOINT』の映画評を書いて頂いて、それを私のnoteで紹介するみたいな事なども考えています。映画評を書いて頂く方には、劇場公開前にvimeoのリンクで作品を見てもらいます。

などなど。このnoteを効果的に使っていきたいなあと思っております!よろしくお願いいたします!

あ、最後に、出来たての予告篇を御覧ください!



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