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面倒くさいの敵は仕事

ここのところ面倒くさいについてnoteに書いていますが、手を緩めること無く書いていきますよ。今までは面倒くさいことが出来ないことへの嘆きや、それを乗り越えたいという強い想いを書きました。

いやしかし!

面倒くさいを乗り越える時に、目の前に立ちはだかる大きな敵が現れるのです。私はことごとくこの敵によって、面倒くさいことを放置させられてきたのです。憎たらしいやつなのです。

その敵とは「仕事」です。私は何よりも仕事を優先して来ました。それは自分のキャリアを築くという意味でも、家族を養う収入を得るという意味でも、絶対的かつ最優先されるべきなのが仕事だったのです。

圧倒的に優先されるべき仕事に対して、面倒くさいことはやらなくても人生に影響の無いことです。仕事が王様だとしたら、面倒くさいことは下民なのです。しもじもの者なのです。そうやって世界に君臨している仕事という王様の立場を奪うことが、面倒くさいことに出来るだろうか?いや出来ないだろう。

「仕事が忙しい」というこのひと言で、面倒くさいことにフタがされるのです。フタならまだ良い方です。厚さ20mのコンクリートで封印されて、マリアナ海溝の奥に沈められるのです。あわよくば大陸のプレートの沈み込みに挟まって、奥に引き込まれてマグマでドロドロに溶けてしまわないかと期待しているのです。

「仕事が忙しい」はそれほどの威力があるんです。面倒くさいが10万の兵を引き連れてきても、「仕事が忙しい」のひと言で全員が瞬時に焼き尽くされるのです。そんなカタストロフィを引き起こす兵器を私たちは日常的に使っているのです。

「胃カメラ検査やらなきゃな…」と思っているけど、仕事が忙しかったら絶対に胃カメラ検査の予約はしません。「要らない機材処分しなきゃな…」と思っているけど、仕事が忙しかったら絶対に処分なんてしません。「終わった仕事のコンテ、シュレッダーしなきゃな…」と思っているけど、仕事が忙しかったら「そんな事してるヒマはない!」と自分を正当化してやらないのです。

そうです。仕事というのは圧倒的に自分を正当化させる事の出来る存在なのです。仕事の前には全てがひれ伏すのです。面倒くさいことなど、相手にされないどころか、そよ風が吹いただけで吹っ飛んでいく存在なのです。痛風なのです。

いやしかし!(2回目)

時代は変わったのです。昭和から平成を経て令和なのです。いま芸能界も変わろうとしているのです。だからいつまでも「仕事が忙しい」と言っていてはダメなのです。「仕事が忙しい」は、いかにも家父長制的なイメージがしませんか?もう「仕事が忙しい」は昭和の遺産なのです。ダサいのです。オジサンなのです。加齢臭なのです。

だからまずは「仕事が忙しい」と言ってしまう自分を疑うとこから始めなければなりません。もしかして、面倒くさいことから目を逸らすために「仕事が忙しい」と言ってやしないか。自分をもすら騙していないか?と疑ってみるのです。

「仕事が忙しい」と言ってるくせに、SNSのパトロールを1日8時間ぐらいしていないのか?100歩譲って5時間ぐらいしていないのか?1万歩譲って3時間ぐらいしていないのか?「仕事が忙しい」と言ってるくせに新商品のスペックを朝方まで検索していないのか?「仕事が忙しい」と言ってるくせに週に3回飲みに行っていないのか?などなど、実は忙しくないのです。

いや、本当に忙しいとしても、それは人間ドックより優先すべきほどの仕事なのか?住民票を取りに行くよりも優先すべき仕事なのか、虫歯を放置してまでやる仕事なのか?一度、自分に問うて欲しい。(誰目線)

さらに「仕事が忙しい」にターボがかかる事があります。それは、大きな仕事だったり、目立つ仕事だったり、評価される仕事です。これをやったら人生が変わるかも知れないという仕事があったら、人は心臓の手術ですら遅らせるのです。そんな時に面倒くさいことをやるだろうか?いややらないだろう。

ある意味、成功者ほど、人生が充実している人ほど面倒くさいことをやらないのです。そんな事をしているヒマは無いのです。「そんな事をしているヒマはない」と自分を正当化しているのです。

いやしかし!(3回目)

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291字

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