生命の樹
こんにちは。ご覧いただきありがとうございます。
11月のグループ展に出品する作品の紹介です。
展示、作品情報、価格に関しては当記事の最後に記載しております。
ではタイトル、作品の情景、作者の作品に対する想いの順で紹介していきます。
大樹の頂に坐す世界の源
(後戸 _a_ ふゆの花)
後戸と呼ばれる世界の根源のエネルギーに満ちた空間に根ざす大樹。
この空間の有り様を象徴するかのように増え続ける花。その頂点に花のように咲く少女。
膨大な生命力を身に宿し、新たな世界へと生まれ出て豊かな実りをもたらす存在。
大樹がそびえ立つ空間
後戸という生命誕生のエネルギーを湛えた空間にそびえる大樹をイメージしています。
この樹は多くの生命力を内包し、瑞々しく咲く花はこの世に生まれ出ようとする新たな生命を象徴しています。
あるいはこの樹はこの世とあの世、彼岸と此岸の橋渡しをしています。さまざまな世界が混ざり合って世界です。よくよく見ていただくと花の隙間を縫って魚が泳いでいます。
そしてこの空間に浮遊する少女は上述の世界を一身に背負った存在をイメージして描きました。少女自身が花であり、かつ少女という生命力を湛えた樹に花が咲くように手を花の形にしているのです。
シャクナゲ
とても華やかな花なので最近よく描く花の一種です。
モチーフを選ぶ上での最優先事項はフォルムと色味です。いかに画面の中に気持ちの良い流れを生み出せるかを考えながら描き出すので、優美な線と複雑な色味をもつシャクナゲを選んでいます。
この記事を書くにあたって花言葉を調べてみましたが「威厳」や「荘厳」だそうです。シャクナゲの花の堂々と咲く姿を率直に表しているようです。
本作品からもシャクナゲのように力強く満ち溢れた生命力が見てくださる方に届くことを願っています。
本作は2022年11月11日から大阪のギャラリーベルンアートで展示されますので、是非実物もご高覧いただけましたら幸いです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。ベルンアートの展示に出す作品は計5点です。以降も作品の紹介をしてまいりますので、次の記事も宜しくお願いいたします!
【作品情報】
タイトル:大樹の頂に坐す世界の源 (後戸 _a_ ふゆの花)
サイズ:P4 号(333*220mm)
技法:パネルに油彩
価格:132,000 円(120,000 円 +税)
作品の購入に関しては私、もしくはギャラリーベルンアートへお問い合わせ下さい。
ギャラリーベルンアート
〒530-0047 大阪府大阪市北区西天満 4-2-4 ( 美術ビル 2F)
電話:06-6361-5507
web:https://www.gallery-bernart.com/
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