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絵描きの生態

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絵を描いている人間や日々やっていることを記しています。
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#制作

昭和親父の格好で制作

 ついこの間、3ヶ月で個展の準備をしたお話をしましたが、もう一つ大切な事がありました。それは制作する時の格好です。  私は下はタイツに靴下、上はTシャツと腹巻きで制作しています。極力軽装で、動きやすい格好ですね。  というか、この格好って昔のテレビ(ドリフとか)に出てくるようなおやじの格好ですよね。モモヒキと長袖のTシャツの腹巻きって(笑)案外これが良いのです。  このコーディネートはタイトな格好で体に適度な締め付けがあります。それが心も引き締めてくれるのです。  美大生なん

2022年最期の日。

 まずは、本年も大変お世話になりました。記事を読んでいただき、作品を見て頂き、みなさま方のおかげで息切れせずにやり通すことができました。  さて、本日12月31日は次の個展へ向けてのイメージ構成をしつつ企画書を書いています。次の個展は10点ほどの展示予定でして、なんとなく形になりそうなものが5点ほど見えてきています。  言うだけならバレないので言いますが、今回のイメージは今年の作品以上にかっこいいです。まだ記事にはしていませんが、これからのイメージの構成方法を決めて、それが

3ヶ月で0から個展準備

本当は小出しにしようと思っていたのですが、次の展示でとてもこまめに記事を書いている余裕が無いので、一気に放出します。 それでは、個展の準備の話です。 夏の個展から冬の個展までわずか3ヶ月。 9月3日に個展が終わり、次の個展が12月16日から。必要な新作品数は10~15点。その間にグループ展が2件(7点)。合計20点くらい。 今書いていてよくこんなスケジュールをこなしたなと失笑しています(笑)。 さて、私の実践ですが以下3点です。 作品を描くスピードを上げる。 心を整

描きたい存在の為に

 おはようございます。本日個展6日目です。今日を含めあと3日で終わってしまうので、まだの方は是非お越しください。  さて、昨日在廊中にお若い作家の方がいらっしゃいました。その方は夢で見たある対象を描く技法を学ぶために、某大学の某科に入る準備をしているとのことです。  私はその姿勢に感動してしまいました。  そこまで制作する事を自然に人生の中心に出来るほど、作品というものは重要なのでしょう。私は学生の頃にそこまでは考えていませんでした。今でこそ制作は私の軸となっていますが、改め

下絵づくり。

 個展中ですが、次の個展に向けて準備を始めています。  必要作品点数、作品サイズ、作品のバランス、展示のコンセプトなどを文章化し、各作品のイメージ構成をしていきます。  イメージ構成は目指す形が見えてこない間は精神的に辛いです。イメージは徐々に構成要素を積み重ねていくことで、ある時急に“この形”だという瞬間がやってきます。構成要素の集積によるフォルムや流れ、細部と全体の調和、現実感(奥行き、立体感)、それらが満たされた時にようやくひとつの下絵ができます。  難しいです。

22日から個展後半戦。

 明日(22日)から個展は後半戦に入ります。  後半“戦”と自然に書いていて、そうかこれは戦いなのだと再認識しました。誰にも負けないすごい絵を描く。そして、それをできるだけ多くの人に観てもらい、最大限感動を引き起こす。今回の個展の準備において気持ちを保つことがいかに大切なのかを実感しました。志は高く制作、展示して参ります。  というわけで、22日からの個展も何卒よろしくお願い致します。 ▼個展の作品はこちらの画廊サイトからもお求めいただけます。 平林孝央個展『少女の夢の中

個展前半戦終了。

 個展前半戦終わりました。  20,21日は画廊はお休みで22日から後半戦です。  昨日は在廊し、ちょっと画廊を出て友達が国に帰るとのことで送別会。  SNSを眺めていると今年の作品を振り返っている作家さんがちらほらいますね。  本年は自分自身の作品に対する思いの変化も含め相当作品イメージ激変の1年だと感じています(当社比)。ですので、個展が終わったあたりで作品画像見ながら振り返りましょうか。 ▼作品はこちらの画廊サイトからもお求めいただけます。 平林孝央個展『少女

個展4日目です。

 個展3日目もありがとうございました。  私は在廊はしませんでした。  次の展示に向けた作品作りのためです。個展中ですと制作とは違うペースになってしまうので、徐々に制作モードに切り替えなければなりません。その点ご承知頂けるとありがたいです。  本日は13時より在廊予定です。  皆様のお越しを心よりお待ち申し上げます。  明日と明後日(20、21日)は画廊がお休みなのでご注意ください。▼作品はこちらの画廊サイトからもお求めいただけます。 平林孝央個展『少女の夢の中で』