コミュニケーションに満点はない。

今まで自分なりのコミュニケーション論やテクニックについて書いてきましたがそもそもコミュニケーション能力が高いって何なんでしょうか。コミュニケーションに点数があるとした時に100点を取ることでしょうか。人間には心があります。そしてその心は一定でなくひとりひとり違います。そんなものを持っている相手に100点、つまり常に完璧な対応をできるでしょうか。私はできないと思います。

何が言いたいかというとコミュニケーションは80点取れれば良いんです。

失敗を恐れる気持ちは物事の精度を落とすと私は考えています。慎重に、丁寧にすることは良いことです。ただ単に失敗を恐れているだけなのは何も良いものを生みません。100点じゃなければいけない、失敗してはいけない、なんて気持ちはすぐに捨てて80点でいいから多少失敗してもいいから頑張ろう、くらいの気持ちで臨むのが理想です。この心構えができるかどうかであなたのコミュニケーションの上達速度は何倍も変わるでしょう。

私は先手必勝のスタンスでコミュニケーションを取っています。つまり、こちらから積極的に関わるようにしていって初対面や会話の始めから印象を良くするということです。昔は最初は大人しく、徐々に印象を良くしていくほうが多かったです。どちらが正解とかはないと思いますが、それだと仲良くなるまでの時間がかかってしまいもったいないなと思いスタイルを変えたのです。これも失敗を恐れないという気持ちから来ています。もちろん全員がいきなりグイグイ来ることに合わず、引かれてしまうこともありますがそうなったら今度はじっくり仲良くなっていくスタンスに変えればいいだけなので気にしてはいないです。このようにコミュニケーションは失敗=終わり、というものではないです。昔仲が悪かった人たちでもいつの間にかすごく仲良くなっているなんてざらにありますよね。人間の心なんてそんな物なんです。今はコミュニケーション取ることに対してあまり自信がないとしてもいつかできるようになります。心構えを変えて少しのテクニックを習得するだけです。

私の記事を見て一人でも少しでも良いのでコミュニケーション能力の上達につながることを願っています。