月間走行距離について

よくある話ですが、月間走行距離について思うところを書きたいと思います。

直近の走行距離

まず自分の直近の走行距離はというと以下のとおりです。

8月9月は怪我明けのため少なめですが、直近は概ね250~300kmくらい走っているのかなと思います。

学生時代の走行距離

これはまた別途記事にしたいと思っていますが、学生時代の1週間の練習サイクルは次のとおりでした。

月:12000~16000PR
火:フリー
水:ポイント(インターバル等)
木:フリー
金:60'jog
土:ポイント(レペ等)
日:休み

フリーの日はだいたい疲労抜きで30~40'jog、ポイント練の日はトータル10km程度で計算すると250km程度にはなります。
上記は主にシーズン中なので、冬場の鍛練期や合宿がある時は400km前後走ることもあったかもしれません。また、レースが続いたときやスピード特化の練習時は200kmいかないこともあったと思います。

走行距離と記録

上記のように学生時代は走行距離にムラがあったわけですが、振り返ってみても走行距離と記録は必ずしも比例するものではないということは常々意識して練習しています。(脚に不安があったため、フリーの日はひたすらバイクを漕いで走らずに調整し、ベストを出したこともありました。)
それは、走行距離を意識していると知らぬ間に疲労が蓄積し、怪我につながる可能性が高かったり(これは自分への戒めでもありますが…)、走らないほうが疲労が抜けてベストが出たりすることがあるからです。
社会人になってからはガンガンポイント練習もできないためジョグが多めになることから距離はそれなりに走っていますが、やはり学生時代の能力と比較するとほど遠いです…

ただ、これはトラックの記録なので、マラソン等の長い距離になるとまた違った側面もあるかもしれないですが、知っている市民ランナーさんで200km程度でも2時間30分を切るような人もいますし、要は練習の中身が大切だと思っています。

また、上記でもあったように、鍛練期にしっかり距離を踏む、レース前後は疲労抜きで走行距離を落とす、など、毎月同じ距離を走るよりも強弱をつけたほうが体のキレをつくりあげるには良いと思っています。

走行距離を意識するメリット

上で走行距離はあまり意識していない、ということを書きましたが、走行距離を意識するメリットももちろんあると思っています。
それは、自分のやり遂げた練習が目に見えることで、自信を持ってレースに臨めるということです。
実業団の選手が月間1000kmを~というような話を聞きますが、これだけ練習したから大丈夫。とか、これまでの練習に比べたら走るのはたった42km。とか、メンタル面で大きく寄与する部分があると思っています。(もちろん、距離を走ることによる脚作りなどの効果もあると思っていますが)

特に最近はガーミン等で距離が測れるので、走った距離が目に見えるため、走行距離を意識するようになったという人も多そうです。(私もガーミンを買ってから、ちらちらアプリを見て月間走行距離を気にすることもあったりしました)

まとめ

これまで書いたことを以下のとおり整理してみました。

◯目標のタイムを出すためには何が必要か、を考えてトレーニングすることが大切。(走行距離はその結果ついてくるもの)
◯走行距離に強弱をつけて目標のレースに向けて仕上げていく。
◯自分の定めた毎月の走行距離を継続することで、自信を持ってレースに臨めることにつながる。

走行距離と記録の相関関係なんかも整理してみたいなと思いましたが、そこまでのデータもないため断念…
また、学生と社会人ランナーでも練習の内容やサイクルが違ってくるので、そのあたりの整理を自分の経験をもとに今後してみたいと思います。

薄い内容でしたが、月間走行距離について私見でした。