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小猫症

その猫は4月中旬頃にどこかで生まれたらしい。
6月上旬、母猫に咥えられて、初めて姿を現し、
最終的に納屋に落ち着いた様だ。

6月下旬、人の姿を見て逃げ出す子猫達


7月に母子共に風邪症状が出る。
 2匹いた子猫、1匹の姿が見えなくなった。
8月、風邪、母猫は落ち着いたが、子猫は咳をしており治っていない。  
8月中旬、子猫が7月からあまり成長していない様な気する。

8月下旬の夜。唸り声がするので様子を伺うとネズミを食べていた。


9月初旬、母猫が子猫の世話をしなくなった。
 生後5ヶ月、体重が2Kgを超える頃、自分で獲物を狙える時期だ。
 それなのに500mlのペットボトルより小さい。風邪も治っていない。
 

深夜、高い所に登れず、納屋の作業台でひとりで寝ている


そんな折、初見の薄いサビ柄の猫が現れた。
どうやら、自分の子を失ったらしいく、
本来の親よりも一緒に見かける様になった。

朝方、薄サビと一緒に寝ている。
薄サビには授乳の痕跡があった。


9月下旬、薄サビが姿を消した。結局子猫だけ残り、
時々母猫を追いかけているのを見かける。
風邪は治っていない。
便秘気味だが、自力で排便はできている様だ。

晴れた日は日向ぼっこしている



本来放って置くべきなのだが、気にかけてしまう。
実は、春先に保護した猫の1年違いの弟なのだ。
春にしでかした事を思うと矛盾だらけだが、
どうしても気になるのだ。

春に保護した猫は妊娠しており、堕胎手術を選んだ。
これ以上は世話出来ないと判断したからだ。
今いる4匹が最優先なのだ。
余分なお金がそもそも無い。
かわいそうだからと、室内に入れるわけにはいかない。
今ある物として、Lリジンのサプリぐらい。
ヘルペス系でないと意味は無い物だ。


小猫症について調べてみたが、


甲状腺機能低下や下垂体前葉機能不全が原因らしいが、
短命で症例も少なく原因不明とある。

素人の考えだけど、
患う前は順調に成長している様に見えた。
幼い時に感染症にかかると・・
ウイルス感染が原因でサイトカインが悪さして
甲状腺機能低下に陥るのではないかと想像。

その場合は、風邪が軽快してサイトカインが作られなくなれば、
もしかしたら回復するのでは?
しかし根拠がない。






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