【じーじは見た!】後編:スタートアップ育成分科会を見てみた⁉
心はZ世代! 身体は還暦過ぎた昭和人! Z世代応援団のじーじです⁉
「新しい資本主義実現会議」の下に具体的なテーマとして3つの分科会が設けられています。
「資産所得倍増分科会」「スタートアップ育成分科会」「新たな事業再構築のための私的整理法制検討分科会」の3つの分科会です。
今回は、Z世代のチャレンジに最も期待したい「スタートアップ育成分科会」の資料を確認しています。
本編は後編です。前編から読んでいただくと話が繋がります。
✅ユーグレナの出雲社長の資料から⁉
出雲社長はユニークな経営で有名ですよね。
出雲さんは、何と高校生を社外取締役に起用されています。
それは、2025年にミレニアル世代以降生まれの人口が労働力人口の過半数を占めるということを最も意識しておられる経営者だからです。
そんな出雲社長がどんな資料を提供して意見を述べられているのでしょうか?
これってすごく大切なマインドセットだとじーじは思います。
50社のうち1社がホームランを打てば十分だという目利き力でいいんだよと思える資金の余裕があれば、大胆な投資が可能です。100発100中でなければならない銀行融資の目利き力(駄目な場合のために担保や個人保証をとって銀行はリスクヘッジ)とは全然違うマインドセット、これが日本になかった米国流マインドセットですね。
✅スマートニュースの鈴木社長の資料から⁉
会議メンバーではないものの第2回会合で発表機会を得たスマートニュースの鈴木社長の主張を見てみましょう。
スマートニュースは、noteとも連携したようで最近ではじーじがフォローしているnoterさんが続々とスマートニュースに記事が紹介されています。
鈴木社長の資料は、こどもたちへの教育の重要性を指摘しておられます。
若者に海外を経験してもらうための留学支援は実現できるといいですね。
もっと「海外」に出やすく「世界」基準で物事を考えるクセづけをしていくためには、入試改革を含めて学校教育そのものの変革が必要ではないでしょうか?
✅その他委員の資料から⁉
スタートアップを支援して育んでいくためには、資金の出し手の目利き力をどうやって上げていくか?、人材をどうやって育んでいくか?、課題は多いですが、じーじは時代は動きだしていると思いますよ。
資金は手段であって起業する「人材」を増やさないことには、スタートアップの車輪は回っていかないという理屈は、すごくよく分かりますね。
大櫃委員の資料では「資金」をどうやってスタートアップにもっていくのかについて「プライベートファンド」や「機関投資家によるプレIPO段階の投資」というセカンダリー市場の育成という課題認識が示されています。
そのためには金融側というかファンド側の目利き力とファンドへ投資してくれる投資家への情報提供が求められているのだと思います。
きっと会議の中で有識者の皆さんは「残念な国」だよなあと思っておられるハズです。
ポテンシャルを持っていながらチャレンジしない前例踏襲をよしとする社会のしくみが邪魔をしつづけた40年。
そろそろジャパニティの意味を欧米人に書き換えさせましょう!
羽ばたけ日本!
そろそろメスを入れないと「衰退途上国」が揶揄ではなく現実になってしまいます。もはや数字の上では経済敗戦国なのですから。。。
頑張れZ世代!
バトンを渡せ昭和人!
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