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【じーじは見た!】シリーズ:政治・経済・環境について

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じーじの初期投稿シリーズは「日米比較・環境問題」54本に始まり、1985年から2020年までを振り返る「その時あなたは何してた?」シリーズ36本へと続くお堅い内容でした。 その間… もっと読む
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2021年7月の記事一覧

【じーじは見た!】 前編:橘川武郎さん ~日本のエネルギー政策のご意見番~

橘川武郎(きっかわ たけお)さんをご存知でしょうか? 関口宏さんがMCを務める「サンデーモーニング」スポーツコーナーのご意見番と言えば張本勲さん! 橘川先生は、国際大学副学長・大学院国際経営学研究科教授で、日本におけるエネルギー産業(電気、石油、ガス等)の研究をされています。 資源エネルギー庁の「総合資源エネルギー調査会 基本政策分科会」委員でもありエネルギー政策のご意見番です。 ✅第6次エネルギー基本計画への辛口コメント橘川さんは、第6次エネルギー基本計画の素案に示された

【じーじは見た!】 前編:高橋洋一さん ~「さざ波」発言の高橋洋一さんは Z世代に大人気~

「日米比較・環境問題」シリーズで気候変動問題を取り上げてきました。 今回は、「さざ波」発言で内閣官房参与を辞任してしまった天才「高橋洋一」さんが、気候変動問題でも大胆な発言をしているの取り上げます。 ✅高橋洋一さんをご存知ですか?皆さんは、高橋洋一さんをご存知でしょうか? この方、「さざ波」発言でちょっと有名になりました。 私は、産業革命以降の人為活動による二酸化炭素の排出増が、急激な地球温暖化の原因であるとするIPCC(気候変動問題の政府間パネル)の調査結果を尊重してい

【じーじは見た!】 後編:高橋洋一さん ~「さざ波」発言の高橋洋一さんは Z世代に大人気~

前編を読んでいただいてからの方が話が分かりやすいかもしれません。 「さざ波」発言で内閣官房参与を辞任された高橋洋一さんの気候変動問題での大胆な発言を題材に考察しています。 昭和の論破王と勝手にあだ名をつけちゃった高橋洋一さん、世間からの誹謗中傷に、さっさと内閣官房参与を辞任して、自由に発言できる道を選ばれているようです。 ✅いい事言っているんだけどなあ⁉下の動画は、前編のつづきです。👇 前半部分は、少し不快に感じる方もいると思いますが、ちょっと我慢して聞き流していただい

【じーじは見た!】 前編:骨太の方針2021 ~政治家への突っ込みは5つのHowを問いましょう!~

7月16日付日経朝刊1面に「コロナ後の成長へ財政支出 米欧、脱炭素・ITに集中」の記事では、「規模1/10の日本、配分課題」のサブタイトルが付いていました。不安ですよね⁉ 政策の基になっている方針は、6月18日に閣議決定された「骨太の方針2021」(正式名称:経済財政運営と改革の基本方針2021 について)です。 じーじは、これを読んでみました。 今回の骨太の方針で目を引いたのは、成長を生み出す4つの原動力でした。 中でも、比較的「どうやって?」の方法論がしっかりして

【じーじは見た!】 後編:骨太の方針2021 ~政治家への突っ込みは5つのHowを問いましょう!~

6月18日に閣議決定された「骨太の方針2021」(正式名称:経済財政運営と改革の基本方針2021 について)を読んでみました。 比較的「どうやって?」の方法論がしっかりしていると感じたのは、「グリーン社会の実現」の方針でした。前編では、4つ目のHowまで確認しました。今日は、5つ目のHowから見ていきましょう! ✅政治家の言うことへの突っ込みは5つのHow? 我が国は「2050 年カーボンニュートラル」を宣言し、世界の脱炭素を主導し、経済成長の喚起と温暖化防止・生物多様性保

【じーじは見た!】 前編:国谷裕子さん ~国谷さんの「クローズアップ現代」は良かったよ~

ジャーナリストの立花隆さんがお亡くなりになりました。ジャーナリズムとは権力の監視が第一義の役割であり、ジャーナリストは権力の監視役でなければならいことを教えてくれた方でした。 そのジャーナリスト魂をフリーのキャスターとして引き継いでいたのがクローズアップ現代の国谷裕子さんではなかったでしょうか? #国谷裕子 クローズアップ現代のキャスターだった国谷裕子(くにや ひろこ)さんをご存知でしょうか? 立花隆さんの訃報にふれて、何故かクローズアップ現代のキャスターを23年間続けら

【じーじは見た!】 後編:国谷裕子さん ~国谷さんの「クローズアップ現代」は良かったよ~

NHK クローズアップ現代のキャスターを23年間務められた国谷裕子さんの著書「キャスターという仕事」を読んで感じた彼女の矜持の一面を前編で紹介しました。それに続く後編です。 いくら本を読んでも、どうして突然番組を降ろされたのかは、よく分かりませんでした。しかし、フリーのキャスターとしての彼女の矜持はよく理解できました。感動しました。 ✅生放送だからこそのハプニング後で編集する番組ではなく、生放送にこだわった国谷さんの思い。それは、時々ゲストとの不協和音を生んだそうです。