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占いで一番大切なこと❣️実践編 〈その11〉日干が癸(みずのと)のあなた!

自分で占うシリーズの11回目です。ここでは生年月日からご自分の日干を割り出していただき、10種類ある日干の1つずつを解説しています。

ご自分の日干がお分かりにならない方は、〈干支カレンダー〉と入力して検索してください。干支カレンダーにご自分の生年月日を入力するとカンタンに、日干が割り出せますよ。

さて、今回は十干の最後に位置する〈癸・みずのと〉をご説明します。癸(みずのと)は水性の陰星です。自然界の形象で示すと、霧雨あるいは林の中のせせらぎと考えられます。いずれも田畑の作物を潤し、植物を生長させる生命要素です。つつましやかでありながら、生命そのものを育むエネルギーをもつ、これが癸です。

◇ 日干が癸の人の特徴 ◇

・ 癸は十干の最後に位置する神聖で霊的な星といえます。心のきらめき、小さくかわいい美感をもって存在しますから、周りの人たちからは可愛がられるという人徳をもちます。

・ 情熱を持ってアグレッシブに生きてゆくよりも、人生の長い道のりをマイペースに、のんびりと生きることを第一に考えるとよいのです。癸の人は必ず周囲の人たちから声がかかって、可愛がられ、愛されますから、そのときを待つのです。

・ 癸の人は生活環境に寄り添って、周囲に適応することを得意とします。また、細やかな心配りと繊細な美感を求める人ですから、オシャレで洗練された印象の人といえます。

・ 癸(みずのと)は水性の陰星ですから、持久力があり、たゆまず努力を続けるやさしい人であるといえます。地道に努力を続けることは、癸の人の最大の特長といえます。

・ 陰星とはいえ癸(みずのと)は水性ですから、その本源は壬と同じく銀河にあって宇宙の最深部とつながっています。このことは、癸が深い浄化力を持ち合わせていることを意味しています。ふだんは目立つことが少なく穏やかに、丁寧な生活を続ける癸の人ですが、その本質は人間関係の融和と調和であるのです。

・ 表面的な人柄は、追従型であり、慎重派ですが、マイペースに調和しながら人脈を広げることが大切です。癸の人は、多くの人たちの中で融和的な役割りを果たすことを目標にして生きることです。愛されキャラを自覚して、たくさんの人たちに喜びを感じさせる人柄を目指すことです。 

・ ビジネスについては、癸の人はなにごとにも堅実で、慎重なことから、マネジメントの才能があると考えます。整った人脈からの人間関係が円滑で、ひかえめな人柄が多くの人から愛されるのです。

・ このように書いてきますと、癸の男性はなんだか器が小さいのではないかなどと思われる方もいらっしゃるかもしれません。ところが、水性の陰星であるこの星は天界の銀河に通じる深い浄化力を備え、絶え間ない努力家でもあります。私も未確認ながら(^◇^;)歴代総理大臣はこの癸(みずのと)の人が一番多いと言われています。ご興味の方はぜひお調べになってお教えください。

・ 癸の女性は、夫を支えて、夫に尽くすことで、最良の妻になる素質を持っています。家庭的な女性ということでは、癸の女性を超える星はありません。

◇ 日干が癸の有名人 ◇

なにかと話題の多いところで、誠に畏れながら申し上げますと、秋篠宮家の親王妃である紀子様がこの星・癸をお持ちです。紀子様は尽くすタイプの代表格といえるかもしれません。

話題の多いところでは、女優の佐々木希さん。内助の功という点では彼女もすぐれた素質をお持ちであると申し上げます。女優さんでは長澤まさみさん、タレントの小倉優子さん、スケートの浅田真央さんら。

男性では、嵐の大野智さんは愛されキャラの代表格と言って間違いありません。おだやかな人柄では、俳優の長谷川博己さんや小泉孝太郎さん、タレントのタモリさん、テニスの錦織圭さん、プロ野球界を代表する王貞治さんも。

この癸は、ここまでご説明してきたように、社会環境に寄り添ってやさしく適応することを第一とします。したがって、新しい社会をアグレッシブに切り開くような生き方には無理があると考えます。

この意味では、ライブドア社を創設した堀江貴文さんも癸の男性ですが、政治家までも視野に入れてIT革命家として生きるには無理があったと言えそうです。

ここまで、11回にわたって、十干に基づく占いの基礎を解説してまいりました。次回はここまでのまとめとして、〈十干の占い総集編〉と題したお話をさせていただきます。

引き続き、正統派の占いの世界をお楽しみください。占いは、本来、人生に活かすこと意味があります。占いに答えを求めるのではありませんよ、占いをツールとして使いこなし、より豊かな人生を歩んでまいりましょう。 鑑定家・芦田ひろし




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