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10minutes_Writing 27日目「問題解決~陥りやすい罠①~」

こんばんは。10minutes_Writing 27日目になります。今回は「問題解決について」書いていこうと思います。問題解決について、例えば理学療法士であれば、「仮説」⇒「評価」⇒「統合と解釈(問題点の抽出)」⇒「プログラム実行」⇒「効果判定」⇒「プランの修正」といった、流れを経験していると思います。実習なんかでも、ほぼこの流れにそって思考できるかどうかで、その合否が決まるといっても過言ではないでしょう(個人の感想です)

この思考のおおよその流れって、組織、チームにおける問題解決にも使えるという事に気づいている人も多いと思います。実際、学生時代から慣れ親しんだ、この思考が、業務改善の色々な場面において活用することができるのです。

この思考法そのものに関していえば、普段からセラピストの皆さまがやっていることであると思いますので、ここでは割愛させていただきます。(そのあたりの詳しい話を聞きたい方が多ければ、別途、通常のnoteで書かせて頂きます)

ここでは、この思考法について陥りやすい罠を、いくつか挙げて、妄想を広げていこうと考えています。

まず一つ目の罠【その問題解決、何を目標としているの?】です。

先日のnoteで書いた、「目標設定」についてですが、目標を定めずに、たた「これが問題だから解決するんだー」と意気込んでも、よい結果は得られないことが多いと思います。実際そんな感じで行われた業務改悪を多くみてきました。

例えば「業務が忙しいから、できるだけ”効率化”を図ろう」という業務改善案があったとします。この案において、「何を実現したいから」「改善する必要があるのか」という2点が大切になります。明確な目標がないままだと、業務の効率化がなされて、「時間が空く」ことがよかったのか、「手間が減った」ことが良かったのか、振り返りができません。振り返りができないとどうなるか。。。。その業務改善の良し悪しが判断できないのです。「当初の目標」が「他の事業を展開するために時間を空ける」と設定していると、「業務の効率化」により、時間が空き、ほかの事業を展開できた場合、「上手くいった」となります。時間が空いたけど、結局その時間を有効活用できていない場合「効率化は上手くいったが、他の事業は手つかず」と片手落ちです。この場合は、どういう事業を展開するかの話が必要でしょう。「効率化に失敗」の場合は、やり方そのものから見直しが必要となります。

このように明確な目標設定があってこそ、問題解決の思考法が活かされます。振り返りの際に場合わけができる事も強いと思います。

こんな感じで時間が来てしまったので今日はここまで。本日もお読みいただきありがとうございました┏○ペコッ

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